スマスロの性能予想【シンフォギア】【北斗無双】 -とある開発者の独り言-

5月は新台導入が少なかったので、連休明けの新台でひと段落付いた感がありますね。炎炎ノ消防隊が引き続き好調で、エウレカ4などは思った以上に下落が速い状況でしょうか。
そんな中、この先夏に向けて続々と新台の情報が出てきております。特徴的な機械もあり、個人的にも気になる機種がいくつもあるので楽しみです!

ということで少し導入が先の機械にはなりますが、今回は7月導入予定のスマスロ「シンフォギア」「北斗無双」の予想を書かせていただきます。
まだ情報の少ない中での個人の主観になりますが、何かのご参考になれば幸いです。

シンフォギア

SANKYOさんの主力タイトルがスマスロで登場です!PV等を見ると、開発にも販促にもかなり力が入っていることが見て取れますね。

スペックとしては荒波タイプ。コイン単価3.9円はヴァルヴレイヴやからくりサーカスと遜色無い数値ですね。市場の中でも上位に入る荒波機と言えますね。
その波の荒さの割にAT初当り確率は約1/300とかなり近いため、基本単発・駆け抜けが多く稀に跳ねて大量出玉を獲得出来るバランスになっているのではないかと予想されます。出玉の波としては銭形やキン肉マンが近しいイメージでしょうか。

ライトミドルで爆発力も備えていたパチンコのスペックを再現したかったのかな?とも思いましたが・・・個人的にはタイトルの持つイメージとは乖離してしまっている印象を受けてしまいました。

貫きについては、有利区間リセット後に上位ATへのCZに突入し60%で突破する仕様とのことです。上位ATは純増も5枚となり性能が大幅に上がるため、そう簡単には到達出来ない設計になっていると想定されます。

メインのフローとしてはCZや規定ゲーム数から直ATとなるシンプルな流れですが、演出ではステージや状態が非常に多く気合いを入れて作り込まれているように感じます。一方で、プレイヤーからは複雑で分かりづらいフローと感じられないか少々の不安も覚えてしまいますね。

配列・役構成についても、リプレイ揃いを排除しリプ成立時は基本バラケ目が止まるという少し変わった仕様となっているようです。目新しさはあるものの、小役・レア役が揃いづらく遠く感じる、出来レに感じるといったネガティブな印象を与えてしまわないか気になる点でもあります。

一方で映像面のクオリティは高く感じられ、SANKYOさんならではの気持ち良い演出が堪能出来そうですね。

総合的に考えると、タイトル的に期待されていることもあり初動は良いだろうとは思いますが、特にターゲット層が少しズレていそうなスペックの荒さ・単発駆け抜けばかりのバランスが足を引っ張り、結果平均程度の稼働になるのではないかなというのが個人的な予想です。

北斗無双

サミーさんの北斗無双シリーズがスマスロで登場です。前作はコロナ禍でのリリースということもあり販売・稼働ともに奮いませんでしたが、果たして今作で挽回出来るか個人的にも注目の1機種ですね。

スペックとしては、こちらもコイン単価4.0円の高射幸タイプ。
疑似ボーナスをSTで連チャンさせるカバネリと同タイプの仕様で、純増は5.0枚ですが必ず出玉が減る区間を挟むため純増の速さはそこまで感じないと思われます。

STは初回の継続率は55%ですが、継続させることが出来れば継続率が77%に上がり、MAX96%まで上がっていく仕様とのこと。いわゆる初回突破型の構成ですね。
初当りは必ず100枚の疑似ボーナスで初当り確率は約1/380とそれなりに重く、その半分近くが初回突破出来ず終わると考えるとかなりキツい打感・出玉感になるのではないかと予想されます。

貫き仕様は現時点では不明ですが、疑似ボーナスの合間のST移行時に自然と有利区間をリセットする仕様ではないかと想像しています。

ATのゲーム性は上記の通り荒波のSTタイプですが、通常時のゲーム性は最近のサミーさんの機械に多いポイント貯めタイプ。特に目新しい点もなく、直近の同社のタイトル「ゴールデンカムイ」「エウレカ4」と似たような少々厳しい打感になりそうな印象を受けています。

強いタイトルではありますが、他社の高射幸機が続々とリリースされてくる状況も踏まえると本機は平均未満の稼働結果になるのではないか、というのが個人的な予想です。

 

以上、7月導入予定2機種の予想でした。
とは言え、少し先だと思っていても、気が付いたら「もう7月!?」となっているんでしょうね・・・盆前ということもあり高射幸機ばかりが続々とリリースされている印象ですね。

次回も引き続き、8月の気になる機種の考察を書いていきたいと思います!