P麻雀物語4 一種二種混合タイプ 納品開始予定:6月5日(日)~
【スペック】 ・大当り確率 特図1:約1/219.92 特図2:約1/1 役満タイム継続(普通図柄A):約1/1 麻雀バトル突入(普通図柄B):約1/99.90 VSパイコ突入(普通図柄C):約1/219.92 ・RUSH突入率:約50.80% ・RUSH継続率:約90.84% 麻雀バトル引き戻し率:50.55% VSパイコ引き戻し率:20.38% 特図1 3R 0.5% 300個 役満タイム突入(普通図柄A) 3R 99.5% 300個 麻雀バトル突入(普通図柄B) 特図2 10R 20.0% 1000個 役満タイム継続(普通図柄A) 7R 8.0% 700個 役満タイム継続(普通図柄A) 5R 12.0% 500個 役満タイム継続(普通図柄A) 3R 43.5% 300個 役満タイム継続(普通図柄A) 3R 5.0% 300個 役満タイム継続(普通図柄A) 3R 11.5% 300個 VSパイコ突入(普通図柄C) 遊タイム発動条件:通常状態659回転 遊タイム発動時 :役満タイム突入(普通図柄A)
麻雀物語は30年の歴史
1991年に初代麻雀物語が導入されて、パチンコでは2012年・2015年・2017年・2022年と5年ぶり5機種目となります。
初代麻雀物語⇒麻雀物語~麗しのテンパイ乙女~⇒麻雀物語2⇒麻雀物語3⇒麻雀物語4とナンバリングが進んでいるので、5作目の本作は麻雀物語4となっているようです。
本作のスペックは特徴があり、普通図柄を使用した新規スペックとなっています。
内容を詳しく紹介したいと思います。
スペック解説
まず過去の普通図柄を活用した機種に関しては過去作でも説明していますが、簡単におさらいをしてみます。
通常時・RUSH中含めて普通図柄の確率は遊タイム搭載機である為、1/1であると推察されます。内部的には65536/65536となっていると思います。
RUSH中 上記表では
普通図柄「A」モードでは
1/1(65536/65536)で5秒開放する。
通常状態では
1/1(65536/65536)で0.1秒開放する。
内部的に開放の確率は一緒だが開放の秒数を変更しているだけということが読者の皆様にはご理解していただけていると思います。
次に普通図柄「B」モードに関してですが、ここでの確率は1/99.9となっています。
普通図柄Bモードでは
1/99.9(656/65536)で5秒開放する。
1/1.01(64880/65536)で0.1秒開放する。
普通図柄Cモードでは
1/219.9(298/65536)で5秒開放する。
1/1.004(65238/65536)で0.1秒開放する。
上記のように開放確率自体は1/1ですが、その開放秒数の割合が変化すると考えれば問題ありません。
特図2の実質大当り確率が1/1なので普通図柄開放、入賞=大当りとなるスペックになっています。
非電役物がもう不要になってくる
義風堂々・乃木坂・アイドルマスターなどは、一種二種の機種に非電役物を搭載することによって、通常の仕様では不可能な特図1と同等の確率の時短を付与する事を実現させました。
しかし、普通図柄を利用することで一種二種であるにもかかわらず、非電役物程の特殊な構造を付加することなく、時短を付与するスペックが可能となります。
遊技する上でも全く気にはならないので、非電役物のこうした使い方は淘汰される可能性があるかもしれませんね。
ちなみにアイドルマスターのストックタイムの延長(特図1当選)の再現は普通図柄の活用だけでは難しいですね。
また、乃木坂の帰り道モード中の特図1をループするスペックも再現が難しいでしょう。
とはいえ、大きな問題になる部分ではありませんので、実質的に似たようなスペックは出来るだろうと考えられます。
もう一点はスペック上保留連演出の搭載が難しい場合があります。
こちらも、引けなければ存在しないのと同じですので、引き弱の私には関係のない話です笑
スペック上の注意点
電チューがロング開放するのか?しないのか?はその前の特賞によってあらかじめ決まっている為、普通図柄Aモードで特図1の残保留が当選した場合は99.5%で普通図柄Bに転落する危険性があります。
いわゆるヘソ落ちという事が十分にありえるという事になります。
時短突破型なので残保留を消化して貯めなければ特筆すべき問題ではありませんが、0.5%直通の際に残保留で当選した場合はかなり残念な結果となってしまいます。
ただし発生率は極稀ですので、引いたときには逆に自慢できるかもしれませんね。
通常時の演出
王道の麻雀物語の演出と言われて思いつくのが、麻雀物語2の保留連初代モードですがこちらはハズレのないプレミアム予告として搭載されています。
また大人気キャラクター「マシロ」もきちんと出現します。
麻雀物語2では敵キャラながら絶大なる人気を誇り、麻雀物語4では主役となっていました。チャンスキャラクターとなっているので安心してほしいですね。
敵キャラも一新されているが、個人的に一番好きなのが「姫天和」というキャラで、、
このキャラクターの呼び方が「プリンセステンホー」と呼びます。
絶対に意識して名付けたと勝手に思っています。
RUSH中の演出
RUSH中は基本的には1G連で3カウント以内に奇数図柄で当たれば継続、偶数の場合は昇格に期待という流れで、最近の機種ではキン肉マン3のカウントダウンモード同様の演出構成となっています。
11.5%を引いた際に突入するVSパイコは、VSパイコバトル演出で勝利すればRUSH復帰とまりますが、そこで再度11.5%を引いた場合にはまたまたVSパイコに突入します。
演出の流れとしては、勝利⇒役満タイム突入⇒3カウントで偶数⇒VSパイコへという流れになります。
勝利した後、電チュー入賞時するまでは継続非継続が決まっていないので、気合を込めて11.5%を引かないことを願って入賞させましょう!!
ホール販促が抑えるべきポイント
とある科学の超電磁砲も同じような仕様でしたが、時短突破型でありながら通常時の確率より当たりやすい突破確率(1/163)となっていました。
今作も1/99.9となっていますが、残念ながらスペック表をよく見なければユーザーは気づかない可能性がありあます。
ほとんどのホールで時短中の突破確率の記載がなく、遊技者にとっては
超電磁砲は1/239を100回転で引き戻す。
麻雀物語4は1/219を70回転で引き戻さなければならないという
間違ったイメージがついてしまう可能性があります。
無理ゲー感を与えてしまい、遊技意欲をそぐリスクがあるので気をつけたいですね。
超電磁砲の際にも伝えましたが、ここを如何に遊技客に伝えられるか?が販促領域で重要になると感じています。
TVerプロモーション
麻雀物語で業界初?のTVerのCMによるプロモーションがあるそうです。
TVerは見逃し無料配信ですが、YouTubeと違い動画広告のスキップ機能がありません。
またプレミアム契約などの広告排除機能も無いので、かなり広告視聴が多くなると思います。TVCMとは少し異なった新しい販促手法としても注目してもらいたいと思っています。
それではまた!