注目機種の先取りPICKUP「P真・花の慶次 黄金一閃」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

【スペック】
二種タイプ
大当り確率
低確率:約1/319.68
高確率:約1/9.25

RUSH突入率:約50.00%
RUSH継続率:約71.59%

遊タイム
 なし

特図1
 10R通常   50.0%   1500個
  └時短1000回転(+残保留1個)
  2R通常   50.0%   300個
   └時短なし

特図2(1~9回転目)
 10R通常   33.0%  1500個
  └時短1000回転(+残保留1個)
 10R通常   67.0%  1500個
  └時短10回転(+残保留1個)

特図2(10・11回転目)
 10R通常  100.0%  1500個
  └時短10回転(+残保留1個)

黄金一閃スペック

初回4500個+約72%継続率となっています。
高T1Yと比較的低めの継続率で漆黒をイメージさせるようなスペックかもしれませんね。

RUSH突入時には既に4500個獲得した上でRUSH継続に挑むことになります。
右打ち中の3000個比率が約33%となり、これはリゼロ鬼がかりver.を上回ります。
3000個を含む特図2の平均出玉は約2000個と強力な出玉性能を誇ります。

4500個のからくり

今までは有利状態×特図の状態で時短回数を変化させている機種が大多数でしたが、ここに回転数以外の有利状態終了条件が関わってきます。

内部的には下記の状態になっています。

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◎特図1(非有利状態)終了条件:なし
10R通常  50.0% 1500個  時短1000回転(+残保留1個)
 2R通常  50.0%  300個  時短なし

●特図2(有利状態)終了条件:当選図柄【A】当選図柄【B】
10R通常 100.0% 1500個  時短1000回転(+残保留1個)

〇特図2(非有利状態)終了条件:当選図柄【B】
10R通常 100.0% 1500個  時短10回転(+残保留1個) 
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当選図柄の振り分け
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特図2
10R通常  33.0% 1500個  時短1000回転(+残保留1個)⇒当選図柄【A】
10R通常  67.0% 1500個  時短10回転(+残保留1個)⇒当選図柄【B】
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まず◎の状態は通常状態です。
初回1500個当選時には有利状態終了条件が1000回転のみの為、全てが有利状態での当選となります。

次に特図2(有利状態)●の状態で当選後は終了条件が当選図柄【A】当選図柄【B】と変化します。すべての大当たりの図柄(小当たり含む)状態で有利状態が終了し、非有利状態での当選となります。

次に特図2(非有利状態)〇の状態で当選後は終了条件が当選図柄【B】と変化します。
この場合、
33%で振り分けが存在する当選図柄【A】の場合は有利状態での当選扱いとなります。→その為実質3000個となり
67%の振り分けの当選図柄【B】の場合は有利状態が終了し、非有利状態での当選となります。→1500個で終了となります。

初回4500個は、初当り1500個→◎状態(時短1000回の為次回1500個確定)→●状態(時短1000回の為次回1500個確定ただしその後は〇状態へ)と移行するわけですね。
逆に言うと3回目の当り時には次回確定の大当りフラグはないということになりますね。
これは、3000発当りの2回目の当りにも同様のことが言えます。

このような仕組みで初回4500個と3000個の出玉の塊を保有するスペックが可能となっているのです。リゼロ鬼がかりver.とはまた違った仕様で3000発当りを搭載してきたということになりますね。

最終回転と残保留

最終回転と残保留に関しては振り分けがすべて1500個のみ(3000個当りはなし)になります。
時短10回転(+残保留1個)となりますので、10回転の時点で有利状態が終了しているため、非有利状態での当選となるからですね。

11回転までの当選率を加味した場合の振り分けは
3000個比率:約29.63%
1500個比率:約70.37%
となりますが、それでも鬼がかった機種よりも高い3000個比率を有しているといえそうですね。

演出がよりブラッシュアップ

通常時の演出バランスの大幅な見直しがされており、ユーザーのストレス軽減につながっています。私自身が好きだったハネの慶次(笑)は搭載させているようですが、少しだけ比率を上げてくれていると個人的にはうれしいですね。

また慶次シリーズ初搭載となるカスタマイズ機能も搭載されています。

今回搭載されている先読みチャンスモード及び天激バイブモードは、今では必須級のカスタマイズとなっていますよね。通常時のバランスを変化させて飽きの来ない演出にさせてくれるのに一役買っているといっていいでしょう。

演出は先発スペックも一定の評価を得ていたと感じますが、ロングSTがやや時流と合わなかった感が否めませんでしたよね。
そんな中で、現行機最高クラスのスペックを兼ね備えた花の慶次が反撃の狼煙を上げる日はそう遠くないと感じています。是非注目していただきたい1機種ですね。

それでは、また!