注目機種の先取りPICKUP「Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日のPICKUP機種は、盛大な発表会に始まりCMを中心とした各種プロモーションで話題の三共さんの注目機種、ガンダムSEEDです。ユニコーンのヒットから2年弱というタイミングも絶妙で、パチンコ市場を盛り上げてくれることに大いに期待したいところではありますよね。じっくりと分析していきましょう。

Pフィーバー機動戦士ガンダムSEED スペック

一種二種
低確率:約1/319.67 
高確率:約1/1.0

普通図柄A:約1/1.0
普通図柄B:約1/84.02
普通図柄C:約1/601.25

RUSH突入率:約60.00%
2連目突入率:約54.05%

RUSH継続率:約80.98%(トータル)
RUSH継続率:約77.63%(時短120回+次回込み)
RUSH継続率:約76.23%(時短120回)
RUSH非突入時引き戻し率:約15.33%(時短100回)
 
特図1
  10R  20.0%  1500個  時短10000回(普通図柄A) 
   2R  40.0%   300個  時短120回(普通図柄B)  
   2R  40.0%   300個  時短100回(普通図柄C) 

特図2(合算)
  10R  15.0%  1500個  時短10000回(普通図柄A) 
  10R   5.0%  1500個  時短10000回(普通図柄B)
  10R  80.0%  1500個  時短120回(普通図柄B)

超合体スペック

突入率は約60%となり、突入時の約33.3%で3000個ボーナスが獲得できます。
初当たりの80%は300個スタートとなりますが、RUSH非突入であったとしても時短的なチャンスタイム(普図抽選)を獲得する事が可能となっています。この辺りはユニコーンを意識しつつもユニコーンを超えようとする意図が見えるように感じます。

RUSH中の抽選も普通図柄抽選となっており、詳細に関してはアクエリオンと同様の仕様となっていますね。(注目機種の先取りPICKUP「Pフィーバーアクエリオン極合体」はこちら)

右打ち中の15%で3,000個ボーナスとなりますが、連続で引いた際には更に+1500個となります。

また初回非突入時の時短100回に関しては内部的な当選確率(電チュー解放確率)が約1/601.25となっている点は要注意ですね。
ほぼ同時期の真一騎当千も、同様の時短中確率が低くなる同じ仕様でしたが(注目機種の先取りPICKUP「P真一騎当千~桃園の誓い~」はこちら)、確率は該当機種よりもさらに低く、時短100回転への拘りと出玉設計でのバランスを調整した結果といえそうですね。

1/319.67の確率で同様の引き戻し率を実現する場合は、時短回数は53回程度となります。

見栄え上、チャンスタイムの回転数を大きくみせて、ユーザーに良い印象を与えようと工夫をしてきているということでしょう。普通図柄抽選だからこそ実現可能となっている仕様ではありますが、ユーザーからどのように反応されるかは注目ポイントでもありますね。

3000FEVER

3000FEVER当選時に更に連続で15%(普通図柄抽選A)の振分けを引けた場合、前述のように追加で1500個の大当たりを獲得することが出来ます。(大当り中も普通図柄の保留は消化されるために保留連ではありませんが、1/1ですぐに当たります。)

4500個以上のボーナスを獲得するには、15%を連続で引く必要があり、
4500個のボーナスを獲得できる確率は約2.25%
6000個のボーナスを獲得できる確率は約0.34%
となっており、現実的には引ければラッキー程度の確率となっています。

実質継続率

継続率は次回までを含めたトータル継続率で、約80.98%となっています。
【ストライクRUSH(フリーダムHYPER)】の継続率自体は約76.23%(時短120回)で、5%の実質次回までのRUSHも含める体感での継続率は約77.63%となります。

高速消化

フリーダムHYPERはガンダムユニコーンの覚醒HYPER同様の消化演出となりますが、前作とは違い、今作では電チューで当選すれば突入する仕様となりました。

ユニコーンではリミットを使用することで覚醒HYPERを実現していましたが、今作に関しては単純に電チュー当選時の消化SAを変更した仕様となっていますね。

そのため右打ち後、1回でも大当りを引けば即、フリーダムHYPER突入となっています。

演出&カスタマイズ

SANKYOさんお馴染みの演出・カスタマイズ構成となっています。

カスタムに注目すると、
先読みカスタマイズ
レバブルカスタマイズ
インパクトフラッシュカスタマイズがあり、
ガンダムユニコーンと比較すると、より詳細なカスタム設定が可能となっています。

演出数も三共さんとしては、かなりの搭載量となっていそうで、打ち込み要素も十分にありそうです。新枠の注目度も高そうで、一定以上の稼働は期待出来るのではないでしょうか。

スマスロ北斗並み?かは分かりませんが、メディア露出の高さやコンテンツの強さからも
2023年パチンコの本命候補の一つとなる機種であることは間違いなさそうですよね。

7月にはスマパチ慶次や大海甘なども登場しますが、今夏に「エヴァ・リゼロ」を超える機種の登場なるか、注目・期待していきたいところですよね。

それでは、また!