本日は、ぱちんこ年末新機種の最注目、「P(e)シン・エヴァンゲリオン」をPICKUP。昨年末のPゴジラVSエヴァンゲリオン以来の最新シリーズということではありますが、現行機がまだまだバリバリの高稼働を誇る中での最新作投入ということで、投資という観点からは期待よりも不安の方がやや大きくなってしまいそうではありますが、早速診ていきましょう!
シン・エヴァンゲリオン スペック
V-ST機 【Type カヲルver】 低確率:1/349.9 高確率:1/99.4 RUSH突入率 :約77.72% 2連目突入率 :約64.40% RUSH継続率 :約80.97% 時短引戻し確率:約25.75%(残保留込み) 残保留当選率 :約1.14%(残保留4回転) 特図1 10R確変 5.0% 1500個 ST163回転 3R確変 65.0% 450個 ST163回転 3R確変 30.0% 450個 時短100回転 特図2(当選のみ) 10R確変 100.0% 1500個 ST163回転 【Type レイver】 低確率:1/319.68 高確率:1/99.45 RUSH突入率 :約73.29% 2連目突入率 :約61.31% RUSH継続率 :約80.98% 時短引戻し確率:約27.81%(残保留込み) 残保留当選率 :約1.25%(残保留4回転) 特図1 10R確変 1.0% 1500個 ST163回転 2R確変 62.0% 300個 ST163回転 2R確変 37.0% 300個 時短100回転 特図2(当選のみ) 10R確変 100.0% 1500個 ST163回転
「シン」コンテンツ
コンテンツとしてのエヴァが好きな私は、シン・エヴァンゲリオンの劇場版はもちろん映画館で鑑賞しました。
コンテンツ自体は素晴らしいコンテンツで問題ないのですが、業界的視点で言えば、よくパチンコ化出来たなあという印象です。
まず「シン」エヴァンゲリオンでは、敵・味方が非常にわかりにくくなっています。知らない人からすれば、エヴァっぽいものとエヴァっぽいものが闘っているようにみえるでしょう(笑)
現行エヴァ15のわかりやすさである、使徒を倒せば大当たりという敵がわかりやすくなっているが故のコンテンツを知らない人でも楽しめる点が今作ではやや懸念されるという点は考えておかなければならなそうです。
他にもミサトさんやアスカなんかも全然違います(笑)
実際に映画館での初見では少し混乱したことを覚えています。サクラが登場した時なんかは誰だ誰だ?と思った人も多かったと思います。
前作までのエヴァシリーズになれた人々にとっては多少の違和感と分かりづらさはネックになると考えた方がよさそうです。
2スペック登場
多くの業界関係者が違和感を感じているだろう点がこの2スペック販売ということになろうかと思います。エヴァシリーズとしては直近の過去作では超暴走と超覚醒の2スペック同時販売したエヴァ13が記憶に新しいところでしょうか。こちらも超暴走一択という店舗が多く、今回も圧倒的にP機優勢となることに間違いはなさそうです。e機については1.5万~2万台程度の販売が予定されているとのことで、希少性を押し出すことも難しそうです。
特にメイン機種候補として大きな販売台数が予定されている本機でのこの展開は多くのホール関係者がネガティブな印象をもったのではないでしょうか。
2スペック販売となる事で、少なくともどちらかはマイナスのイメージを持たれることになり、その印象がもう一方の機種にも少なからず悪影響を与えかねない点が憂慮されます。
スペック自体については、前作と大きな変更点はなく、突入率と初回の1500個比率が変化した点くらいでしょうか。ボーダーに関しても前作とほぼ同様で、e機・P機ともに大きな差はないスペック構成となっています。
P新世紀エヴァンゲリオン15 未来への咆哮
そしてなによりも、今作の最大のライバル機となるのが、現在でも高稼働を維持しているP新世紀エヴァンゲリオン15未来への咆哮でしょう。昨年末のPゴジエヴァの結果を持ち出すまでもなく、エヴァ15は歴史的な長期ヒット機種で、最近では先月に増台販売があった機種でもあり、最新作といえども高い高い壁になることは間違いありません。
スペックに関していえば初回の出玉が多少減ったものの突入率が上昇したことで今作がややスペックアップと言えるかもしれませんが、であれば演出・ゲーム性、ホールの扱い次第では慣れ親しんだ「前作でいいや」と戻ってしまう結果になりかねないというリスクもありそうです。
エヴァファンが急に倍になるというようなことがない限り、当然今回の最新作導入時にエヴァ15が最も影響をうけることは言うまでもありません。
エヴァ15の台数を維持すれば、遊技客の大きな分散は避けられず、かといって歴史的ヒット機種となったエヴァ15を上回る結果を最新作が残すと考えるのもあまりにも楽観的過ぎで、減台・撤去するのか、あるいはそのまま維持するのかこの辺りの判断は非常に難しく判断が分かれそうではありますよね。
必要な台数は?
年末年始の販売機種はパチスロは充実している反面、ぱちんこの選択肢は多くありません。
おそらく今回の年末年始にピークを迎えるであろうパチスロマーケットへの投資をより大きくするか、あるいは本機への大きな投資を選ぶかの判断も必要になりそうですよね、
製造メーカーがSANKYOであることもあり、販売台数はガンダムSEEDを大きく超えると言われており、必要以上の投資からの悪循環とならなければいいなとも思います。
とはいえ大切な年末ですし、この心配が杞憂に終わってくれることを信じて、エヴァシリーズに期待してみましょう笑
それでは、また!