空前の大ヒットから早2年弱。ぱちんこリゼロの後継機の登場がまもなくになりましたね。
普段とは違い導入直前特集ということで(笑)、忘れていたことをご容赦いただければと思います!
今作も前作同様に仕様としてはやや難解となっているわけですが、それを感じさせない仕上がりになっているとも言えそうで、この辺りにも注目して診ていただければと思います。
e Re:ゼロから始める異世界生活 season2 スペック
二種 低確率:1/349.9 高確率:1/99.9 RUSH突入率:約55.0% 2連目突入率:約55.0%(3連目:約42.2%) RUSH継続率:約76.74% (トータル) 特図1【通常時】 10R 55.0% 1500個 └時短145回転(強欲モード) 10R 45.0% 1500個 └時短なし 特図1【RUSH時】 10R 25.0% 1500個 └時短145回転(強欲モード) 10R 75.0% 1500個 └時短145回転(RUSHモード) 特図2【RUSH時】 10R 25.0% 1500個 └時短145回転(強欲モード) 10R 55.0% 1500個 └時短145回転(RUSHモード) 2R 20.0% 300個 └時短145回転(RUSHモード) 特図2【通常時】 10R 25.0% 1500個 時短なし 10R 55.0% 1500個 時短なし 2R 20.0% 300個 時短なし
毎回のことですが、数値には想定・予測も含まれておりますのでご留意ください。
鬼がかり正統進化
前作の超大ヒットについてはスペックによる部分が非常に大きかったと思います。
初回1500個or3000個の強力出玉スタート、RUSHでも3000個を搭載するなどして多くのファンを魅了するとともに、後の初回1500個以上搭載機や右打ち3000個以上搭載機などに多大な影響を与えたと言っても過言ではないでしょう。
もちろん、現在カスタマイズの主流になりつつある「先バレ」の走り(正確にはガンスリンガーストラトスでしたが・・・)でもありました。
2つの業界トレンドを作り出したといっても過言ではない前作を超える正統後継機種の変更点は大きく2つとなります。
①当選確率
1/319.7→1/349.9
②出玉振り分け
25%3000個→25%3000個+α(25%ループ)
20%出玉なし→20%300個
大都技研としては初のスマパチとしての登場で、Cタイムは非搭載で登場となりました。
TSが349、そしてやや甘めの設計値ということで(回せない)やや不安なところではありますかね。
プラス要素としては、前作の右打ち中の3000個に上乗せ性能が追加され、出玉なしの当選(いわゆるリスタート)もなくなり300個の出玉あり当りとなりました。
また、先バレはもちろん搭載されており、右打ち中の演出が一新され大きく進化しています。
こちらは後述する仕様によるところが大きいですね。
RUSH中の先バレ信頼度保留は新しい脳汁を生み出す新規カスタマイズになってくれそうです。
なんちゃってスペック解説
本機は通常時の抽選を普通図柄抽選で行っています。
これまでの記事をご覧いただいている方々には十分に理解していただいていると思いますが、普通図柄抽選とは簡単に言えば「電チューを解放する抽選」となります。
そして、盤面には”基本的に”1つしか配置することができません。
“基本的に“を強調した理由は複数個搭載できる場合があるからではあるのですが、今回は関係ありませんので割愛しておきます。
本機のメインのゲーム性は通常時に電チューの解放抽選を行っていて、その確率が1/349.9ということになり、仕様上は通常時(左打ち時)に特図1抽選での大当りを待つ他の機種とは一線を画すゲーム性ということになります。
ここで一定の理解がある方々は右打ち攻略に関して考えるわけですよね。
スルー抽選と言えば、過去の機種では花札物語・忍魂・スキージャンプペア等の機種が思い浮かびます。
少し異なりますが、ナナシー・竜王伝説なども通常時にへそではなく右のスルーを狙って打ち込むことで抽選を受けることができましたよね。これらの機種の右のスルーが何とも言えない状況になっていたのは皆様ご承知の通りかと思います(笑)
結論、本機はそういった心配がないような構造になっています。
本機は【普電作動ゲート】を使用しています。
前作で解説していました【特電作動口】と近い考え方ですが、【普電作動ゲート】は通過で電チューが解放するものの、通常時にはショート開放するだけでゲートが作動しないために通常時のスルーによる右打ち攻略ができなくなっているということになります。
(前作 注目機種の先取りPICKUP「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」はこちら)
ここで重要となってくるポイントが、通常時の大当りに関しては電チューに入賞後にRUSH突入抽選を行うということになります。
したがって、全回転演出や白鯨攻略戦のようなRUSH濃厚演出を搭載することが出来ません。また、通常時に電チュー解放当選したとしても右打ちを開始しない場合には大当りの権利すら消滅するので注意が必要です。
特図2は丸のみポケット
特図2【RUSHモード時】
10R 25.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)
10R 55.0% 1500個
└時短145回転(RUSHモード)
2R 20.0% 300個
└時短145回転(RUSHモード)
※時短状態のモードの名称は勝手に名付けました。
強欲モードでは先ほどの【普電作動ゲート】が作動します。
電チュー=特図2が通常ではありますが、今作は電チュー=特図1となっています。
特図1【RUSH時】
10R 25.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)
10R 75.0% 1500個
└時短145回転(RUSHモード)
25%当選時は強欲が継続=1500個上乗せすることになります。
全体の流れとしては
①通常時→普通図柄抽選→電チュー開放→入賞→当選小当たり→V入賞→RUSH突入
②→普電作動ゲート作動→入賞→当選小当たり→V入賞(上乗せ抽選あり)
③→特図2(145回転)→当選小当たり
RUSH中は②→③を繰り返す状態となります。
特図1振り分け問題
ここが今作の一番の難点です。ただし遊技する上では一切気にする必要はありません。
特図1【通常時】
10R 55.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)
10R 40.0% 1500個
└時短なし
特図1【RUSH時】
10R 25.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)
10R 75.0% 1500個
└時短145回転(RUSHモード)
強欲モードに移行する振り分けが変化していることにお気づきかと思います。
当選の図柄によって次回の状態は振り分けられています。状態によってそれを変化することはできないはずでしたよね。
例えば通常時にガンダムSEEDでへそ落ちした場合に時短回数を変化させることで同一の継続率を担保していることなどは以前にも記事にしていた通りです。
本機は下記のようになっていると考えられます。
特図1【通常時】
10R 25.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)→A
10R 30.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)→B
10R 45.0% 1500個
└時短なし→C
特図1【RUSH時】
10R 25.0% 1500個
└時短145回転(強欲モード)→A
10R 30.0% 1500個
└時短145回転(RUSHモード)→B
10R 45.0% 300個
└時短145回転(RUSHモード)→C
Cに関しては時短回数を変更しているだけなので問題ありません。
Aに関しても通常・RUSH時共通なので問題ありません。
Bに関して145回転のRUSHモードに変化していることを考えると
10R 35.0% 1500個 時短145回転(RUSHモード)ではなく、実際は
10R 35.0% 1500個 時短145回転(強欲モード)となっていて
特図2の変動秒数を変化させているのではないかと予想しています。
RUSH時Aと通常時のABは特図2がロング変動に変化し、普電作動ゲートが作動する状態を維持できる。
RUSH時のBに関しては超高速変動で特図2が消化、約1/1.01でc時短が成立し、普電作動ゲート作動が作動する状態を終了させているのではないかと予想しています。
c時短非搭載という情報もありましたが、実際のところどうなっているのか公表されていないため、予想の範疇は超えていません。
3000個大当たりの1500→1500の間でのロング変動が終了した場合に、もしかすると通常RUSHに転落する可能性もあるのでは?など考えることが増えるわけですが、この辺りも不明なままですね。
仕様に関してとやかくと記載してきましたが(笑)、このような複雑な仕様も普通に遊技している限りでは気になることはありません。
へそで当たって右打ちすれば出玉は得られますし、前作も内部状態等はかなり複雑でしたが、幅広いユーザーに受け入れられた機種でもありました。
取扱説明書等を見て間違いが分かったら、ぱちレボさんにお願いしてサイレント修正する可能性もありますが(笑)
eSAOのヒットに続いて、もしかすると本機がe機のトレンドを大きくするそんなキッカケになるかもしれませんね。
それでは、また!