前回の記事で一部界隈のアイドルおじさん達から非常に反響があってTwitterでリプライ等をいただきましたが、毎度のことですがほとんど酩酊状態で記事を書いていたので何も覚えていないためフル無視してしまって申し訳なく思っています、パーラーフルスロットル 管理人です。
そんなこんなしていたら、歳のせいか肝臓の数値で引っかかってしまい病院の食事指導の方に生活リズムを説明すると「え?お酒飲みながら仕事してるんですか?もしかしてお酒のむとナニカが降りてきちゃう系の人ですかwww」と思いっきりバカにされました。
毎度、このテーマで書けるかなぁとか思ってちょっと書くのですが最後に行き詰まってまとまらなくなるので、今回こそはオンカジについてでも書いていきたいと思います。
総理大臣の口から改めてオンラインカジノは違法と明言
6月1日に岸田総理大臣から改めて「オンラインカジノは違法なものであり、関係省庁が連携し厳正な取締りが行われなければならない。また資金の流れや実態把握を行うことも重要。合わせて依存症対策にも考えてゆかなければならない重要な課題」という国会の予算委員会での発言がありました。
詳しい記事→岸田総理「オンラインカジノは違法なものであり、関係省庁が連携し厳正な取締りが行われなければならない」
一応ですが、オンラインカジノ=違法という国会での言及については今回が初めてではなく、数年前から国際カジノ研究所の木曽さんらの手引から質問主意書に答えるかたちで言われていました。
山口県阿武市の4630万円給付金誤送金事件によって、(規制したい側にとって)いい方向でオンラインカジノに焦点があたって再度違法性について言及されただけでなく、「関係省庁が連携し厳正な取締りが行われなければならない。また資金の流れや実態把握を行うことも重要。」というアンチオンカジ勢力としてはありがたい一言もあり、今後の摘発などに期待がかかる発言かと思います。
オンラインカジノのアフィリエイト
その中でも、オンラインカジノへの登録や利用の導線を見込み客へと引くアフィリエイトをする人達にたいしても、ネットなどで言及・批判されました。
もちろん、私も立場的には「アフィリエイトで収入を得てる人=アフィリエイター」ではありますが、投資案件系やオンカジ・仮想通貨・情報商材に関して違法適法問わずちょっと違和感があったりするので手を出した事はありません。
一般的なアフィリエイト、例えばこのウォーターサーバーの契約を取れたら○○円もらえます、といったようなシステムとは比較にならない報酬がオンラインカジノ系から受け取れます。
入金の○%や利用金額の○%の様に、顧客単価数十万円数百万円に登るものまであるとかないとか。
問題の一部として日本国内でのオンラインカジノが違法であるため、オンラインカジノ自体は海外で運営(国内業者が運営すると摘発される可能性が高いため)して日本国内ユーザー向け(要するに日本語)に広告をネットやラジオやテレビにまで「無料版」という別窓口として打っている事であったり、そこに導線を引いたとしても特に罰則がなくユーザーになった人と入出金管理をする目的の法人やプラットフォームだけが処罰される可能性があるという事かと思います。
元記事→【悲報】オンカジなどのネット賭博アフィリエイターも間接幇助の成立が認められる可能性がある模様
難しいこと・わからないことを考えてもしょうがないので、私としては手を出したくない領域であるというのがパーラーフルスロットル立ち上げ以前からのアフィリエイターとしての方針でありました。
オンカジ推奨をしたパチンコ関連の人達
専業的にオンラインカジノ実況をYouTube等で発信する人達や、登録者数が100万人近い方でも案件を受けたという事例がありますが、今回はパチンコ業界の周りにいてそういう事に関わった方々をまとめておきたいと思います。
古株ライターしんのすけ氏・諸積ゲンズブール氏の事例
事例となったのは2020年1月末頃に公開された動画が元になります(現在は視聴不可)
私やほかのまとめサイトでも話題となりちょっと火がついたところで、先述の木曽氏からも声が上がり両名が「グレーだから」という発言とともに謝罪文を掲載していました。
元記事:
人気パチライターさんがオンラインカジノの動画に出てる件!オンカジって違法じゃないの?
Twitterを見ている限りでも大きな批判を生んでおり、関連業者からもある程度なんらかの声があったと想像できるところで、しんのすけ氏より「素人ながら色々調べたところオンラインカジノは違法性が認められるみたい。」との声明が出され、諸積氏もそれに同調する発言に至っていました。
会社とか持ってるんだろうから、素人ながらではなく弁護士に確認したとか言ったほうがかっこいいのにとは思いますが、この一件がパチンコライター・演者さんに対する一つの戒めみたいな事例になったので良かったかと思います。
また、この二人に関しては実際の収入に関しては不明ですが、直接的にアフィリエイトをしたのではなくあくまでも、宣伝動画への出演というテイなので、仮にアフィリエイターへの法的責任を求められても関係ないんじゃないかなと思いますが…法律素人ですので、あくまでも個人の感想です。
元でちゃう!演者でG&Eの特別講師も務めたくうかさんの事例
わりとアウト寄りのパターンとして、元でちゃう!の桜咲サキさんこと、現在はくうかという名前で活動されている方の事例。
要所のみツイ消しされていますが、過去には(でちゃう退所後)先述のしんのすけさん達の騒動の流れでオンカジプレイ・誘導アフィで話題になっていました。
元記事→元でちゃうのパチ演者さん、普通にオンラインカジノをプレイして収支を自慢→ブログへ誘導して登録アフィリエイトで稼いでいる模様
先述の件と違う部分としては、御本人のTwitterアカウントからブログ→オンカジアフィへと導線を引いている事。
更に、メーカー企業が出資して業界従事者を養成しているらしいG&Eビジネススクールにて特別講師の様な立場で登壇したという主旨の内容がツイートやブログにも記載されています。
G&Eビジネススクール大阪という業界に就職したい方やライターになりたい方が通う学校に行ってきました三( ゚∀゚)
— くうか@V8192 (@velvet_kuka) October 27, 2017
想像していたより、堅っくるしい雰囲気はなく、楽しくしっかりと学べそうな場所でした。就職率や就職先がスゴイので興味のある方は是非(*^^*)体験入学ツアーとかしてみたい pic.twitter.com/K5xc0GbMhg
私の感想としては、インフルエンサー兼アフィリエイター兼パチンコ演者さんとしてだいぶ凡庸な立ち回りという感じで、手を出せる範囲の案件全部獲得しました感ありますよね、手堅く稼いでる感じ。
PAA副理事長・P-martTVのTERU社長の事例
パチンコ関連の広告代理店?社長でありながら、ぱちんこ広告協議会PAAの副理事長がオンラインカジノの案件をやっていたという中々にレベルの高い事案、というかパチンコの広告を担ってるのにその対極にあるような違法性のあるオンラインカジノの広告も担うという中々倫理的に破綻した事例かと思ってます。
元記事:
P-martTVのTERU社長ことPAA副理事長の平野輝寿氏、オンラインカジノのリンクとボーナスコードをツイートしてしまうwww
P-martTVのTERU社長ことPAA副理事長の平野輝寿氏、今度はオンカジ系サイトのスポーツ賭博リンクをご紹介してしまう
オンラインカジノだけでなく、そのプラットフォームでて供されるスポーツ賭博・ブックメーカーへのリンクを貼るまでに発展。
もちろんスポーツ賭博の対象は海外のスポーツだけでなく日本のプロ野球にも及ぶおおよそ今のスポーツファンの反感を買う範疇にまで及んでおります。
更に、TERU社長は業界関係者に本件について詰られても
私はパチンコパチスロが大好きです
— TERU@P-martTV (@TERUPANDA) April 22, 2022
変わりゆ流れの中でパチンコパチスロの未来を考えた時、ここに乗り遅れるのは致命的であると考えました。
私が考える面白い事、是非聞いてもらえたら嬉しいです😊
よかったらご連絡お待ちしております!
更に交友関係がある方が直接聞いた結果「なんであんな商売上手いんだろう… ドラクエとかの職業だったら『大商人』だろうな、この社長は。」と言われている様に、ゾーマみたいなラスボスがいるのであれば大商人として大活躍出来るのであろうと思いますが、オンカジ勢視点としてゾーマが岸田総理大臣となった今現在としてはドラクエの世界と現実世界の間ではどういう認識になるのであろうか?というのが一つの疑問でありました。
今後、PAA副理事として・パチンコの広告代理店として、今後どううまく立ち回っていくかにより一層注目が集まる立場になられたかなと思ってます。
わりと善人なシバターさん
シバターさんといえば、YouTube界隈でも格闘技界でもヒール的な悪役イメージかと思いますが、YouTube等に関しては非常に常識的な立ち回りをしていまして、それはおそらく私以上にインターネット上での出来事を見ていた故の行動・発言かと思われます。
元記事→シバターさん、オンラインカジノの案件依頼を晒して注意喚起「あんたクリエーター潰す気かい?」
発言元のInstagramの投稿は現在削除されていますが、YouTube運営は各国の法律外のカジノ・賭博等を嫌っており、日本国外でのオンラインカジノ推奨は実質的なご法度としています。そこに関してシバターさんは「動画あげたらチャンネルがぶっ飛ぶよ。〇〇さん、あんたクリエーター潰す気かい?」と疑問を投げかけるインスタ投稿となってます。
それこそその通りで、パチンコ業界で何らかをしている人は「パチンコ業界への建前」としてやっていない人もいる反面、容易に手を出すと「YouTubeの規約」に引っかかってチャンネルごとBAN・削除される可能性も孕んでいる事案になるかと思います。
まとめ:パチンコユーザー以外も待ち望んでいるオンラインカジノ合法化
現状は違法・ダメってところで、今現在オンラインカジノに関わる人をあまり良い目では見ていない反面、私として・ユーザー目線としてはオンラインカジノは海外業者を除いたり国内業者だけであったり、諸々法規制をしたうえで合法化してほしいと願っています。
それは、パチンコホールからユーザーさんを減らす・可処分所得の奪い合いになる可能性があるというのはわかりますが、パチンコホールにきてる「負けて帰るお客様」はギャンブルを手軽にしたいのだと思ってるからです(パチンコをしたい・パチスロをしたい人と、合法的にギャンブルをしたい人の差はどのくらいかわかりませんが)
スマホひとつで賭け事が出来るというプラットフォームも良くも悪くも必要であり、海外業者や闇スロの様なところにパイを奪われるべきではない、と思ってます。
日本国はIT後進国であると思っていますが、常々ITに関しては後手後手の後手の後手くらいに遅れており、ヤフーの検索エンジンをクッキーは個人情報云々で違法と言い始めた頃からもう敗戦国みたいな状況になっていると思ってます。
簡単に言えば、今現在有料アプリをダウンロードするとGoogleやAppleから税金のように2割3割のマージンを取られるシステムになってますし、検索エンジンも海外に頼ってます(ヤフーはGoogleの検索エンジンを元にして独自エッセンスを加えてる状況)
ブロッキング(国内から特定のサイトへのアクセスを規制する)という話も、漫画の違法掲載をまとめた漫画村騒動で話題になりましたが、現実的ではないと個人的には思ってます(いくらでも別サイトが作れて、そもそもブロッキングするならテロ関連では?という話にもなり、はたまたアダルトコンテンツにも波及してわけわからんくなるから)
それであれば、100%近く海外業者が本拠地で合法的に日本向けにオンラインカジノを運営している現状を考えれば、日本国民に向けた規制だけでは足りず、なんらかの法律を敷いてから合法的な日本版オンラインカジノの運営を出来るようにしてもらえればと思う今日このごろでした。
以上。