これを書いている段階でどうにもこうにも演者さんやら媒体さんの炎上が目立ちすぎてて変に忙しい、パーラーフルスロットル 管理人です。
裾野を広げれば、そりゃ変な人がたくさん参入してきて、結果として無法地帯の極みの様な状態が完成するのは当然ですよね。
今回は、付き合いのある代理店さんから聞いた、来店演者さんの報酬が時給1500円という衝撃プライスでしたという話を完結に書いていきたいかなと思います。
真偽の程はわかりませんが、そういう人もいるんだなぁ~程度に見ていただけたらと思います。
来店演者時給1500円時代到来!
そもそもライターさんやらYouTuberさんやら来店演者さんって、日当と拘束時間の契約でホールさんと契約しているモノだと思ったんですよ。
ざっくり言えば、日当10万・15万・20万・・・ホールさんが媒体や代理店に支払う金額としてなので、実際に来店する演者さん個人・ユニットにはそこから更に減るんだろうなぁ~と。
その価格をぶっ壊す、ホールさんが支払う金額6万円・演者さんは時給1500円(1500×6時間=9000円)で実戦費もそこから出してくれという契約を結んでいる人がいると聞きました。
価格破壊もいいところで、以前の記事でも書いた様にTwitterの仕様変更により、件の時給契約の演者さんと既存の数万人のフォロワーを抱える演者さん(数万円)でインプレッション数が同じレベルということも発生しているようです。
類似の事例
今年に入って、新たに広告宣伝のガイドラインが見直されましたが、それ以前にもイベント告知や空取材(当人は来ないけど結果だけ報告して媒体側のプラットフォームにアップする取材)がルール的に許可されていた地域においては、数万円で取材媒体の企画使い放題!の様な焼け野原状態になっていたと聞いております。
ざっくりいえば、数万円払ったらひと月でいくらでもその媒体の持ってるイベント告知(覚醒なんとか~シンクロなんとか~)とかが出来るという契約のようです。
その様にすれば、他の媒体さんも入り込めない・コロナ禍で減った需要と売上の確保に走れると思ったのでしょう…
時給1500円=ディスクアップ設定8理論
労働においての時給1500円は魅力があることは理解できるのですが、期待値稼働勢からしたらこれはどうなのか?という話を知り合いのライターさんに聞いてみたのですが…
「打つ台の制限がないならバイトとしては悪くないんじゃないですか、一般的なライターとか演者なら安すぎて断ると思いますけど」
とのご回答を頂きました。
詳しく聞くことも野暮なのであえて聞きませんでしたが、打つ台をホール側に矯正されたり立ち回り方(ハイエナ)含めてオールオッケーなら、パチプロスロプロの期待値としてはディスクアップの設定8(誤字ではなく6の2段階上)くらいにはあるんじゃないかな?とのことです。
もちろん、知名度の上昇によって稼働時間がさらに減ったり(時給内ですが)などありますが、世間一般でいうとこの「行儀の悪い打ち方」を許容してくれるホールさんにはぴったりなんじゃないかと思います。
ホールへの請求6万円、演者への支払い1万円以下の闇
収録の有無やらアテンドやらには左右されるという前提ですが、基本的には媒体さん・代理店さんと演者さんとの取り分はある程度割合で決まるモノだと思っておりました。
少なくとも5:5くらい、それ以上は何かしらない限りは演者さんが上位に立つものかなと…
しかしながら、時給1500円契約で1来店1万円未満(実戦費込)という破格契約を結ばされているのは、立ち回りに自信があるからなのだろうか?もしくは、自身のプロモーションの為に露出量を増やしたいのだろうか?もしくは、だま…
想像なり妄想を掻き立てるくらいに酷い状況の様な気がしています…
まとめ:本当に時給1500円でいいの?
話が長いと怒られるのでサクッと書きましたが…
- そこで働いていらっしゃる演者さんは本当にその金額に納得しているのだろうか?
- 媒体?代理店?側がそれだけ請求して抜いている事に納得しているのだろうか?
- もっといえば、他の演者さんの来店価格と受け取る金額を知っているのだろうか?
騙されている、という様な言い方は一切しませんし、納得しているならそれでオッケーかな?と思います。
なにかの足掛かりに利用するのも戦略かなと思いますが…よく考えてお仕事を引き受けたほうがいいのではないでしょうか?と、少しばかり不安になりました。
以上。