従業員名簿に記載された来店演者さんのデメリットは? -パーラーフルスロットルのお気持ち表明-

なんとなくスナックでお酒飲んでたら、警察官3人が押し寄せてきて従業員名簿的なものの確認をされてたり、一瞬でママからその子を頼んだと言われて取り敢えず連れてきた人にしろってことねと謎のとっさの判断で事なきを得た事があるパーラーフルスロットル 管理人です。

そういう時って、本当に店から出れなくなるの凄いのよね。

 

来店演者の風適法内の従業員名簿は必要? の続きの話になるのですが、前回までは何故に必要なのか?今回からは必要になったら何が変わるのか?という問題について触れたいと思います。

少なからず言っておきますが、まとめサイト管理人一人で分かる範疇を越えてますのでそういう感じでいっこく堂の腹話術より大変な、文字だけ書かされてる人だと思ってくださいませ。

 

従業員名簿の記載事項

まずは、上記から説明しますがなぜか住所が変わったり、他の演者さんと住所が被ってたり、なんなら不意に名字が変わることがなければなんということもないのですが、

「氏名」「性別」「生年月日」「住所」「採用年月日」「退職年月日」「従事する業務」

の記載を義務付けられ数年間は保存する義務が風適法下のパチンコホールにはあります(内閣府令含む)

採用年月日や退職年月日など後半部分は来店日採用退職でも、来月呼ぶなら継続でも~という感じである程度の自由さはあるのですが…

 

まず、氏名に関しては戸籍名となります。多くは語りませんが戸籍名となりますので、仮にパーラーフルスロットル来店だとしても田中太郎の様な(様なではダメなのですが仮に)戸籍に記載されている氏名が必要となり、芸名などでは通用しなくなりますので通名も禁止のようです。

次に、住所ですが女性演者さんや昨今増えてきたモデルさんや女優さん声優さんなどなど女性は気にする部分ですが、事務所の住所はNGです。住所として登録されているものが必要であったり、厳しい法人ではしっかりと住民票まで提出しろというパターンもあるとのこと。

この辺をおざなりにした場合、ホール法人が警察から厳しく処分を受けるのでしっかりと氏名住所を申告する必要が出てきますし、従業員の皆様もこれに倣っているはずです。

 

これらの個人情報はおそらく厳密に社内で管理されており簡単には閲覧できない状態にあるはず……とは思っております(漏えい等の場合は別の法律の話なので割愛)

 

来店演者さんがやってはいけないこと

広告宣伝ガイドラインにも抵触する内容が多分に含まれているとは思うのですが、広義での演者さんや代理店さんも理解していないという情報っぽいので全て記載しておきたいと思います。

  • そもそもイベント時にきていたコンパニオンさんは同様の措置により、従業員名簿に記載されていた
  • 従業員名簿に記載された来店演者になるとステッカーなどのノベルティグッズを配布することが総付景品になる恐れがあるのでNG
  • ホール・演者側で用意したサイン色紙にサインをしてお渡しするのもNG
  • その他景品的なもの・来店時にスタンプを押して景品へと交換
  • 善意でも演者が自販機でジュースを買ってあげるなどの行為が不可へ

というデメリットがあります。

これも、そのような職種につく人達の弊害ではあるものの「これまで闇営業の如く済ませていた来店演者さん」達による弊害であり、ステッカーなど配る文化を公にやらなければよかったの一言に尽きます。

 

ただし、店側が総付景品の残数をそこに使うならOKではあるので100%ダメというわけでもないです…全顧客に対して配れない枚数ならほぼアウトなのですがね。

と、言うくらい物凄く来店演者さんに対して法律的な知識と負荷がかかるわけですが…それを回避する方法もあるのですよ。

 

取材イベントならいらねーよ

副題はさておき、来店演者さんは他のお客様への接客業務が発生するがために、ルール上は従業員名簿に記載する義務がうまれるわけでして接客をする気がないという前提(前提だけなのかは別)であれば取材イベントとして同額の費用をもらって取材だけすればいいのですよ。

ただし、誰かの設定示唆要素などを一切喋らず見たままで箱の数を報告する、なんの役にも経たないからインプレッション数が減っていく施策に終始することが重要になるのかなと思います。

なんで、他のお客様への聞き込みや設定示唆要素の発表がダメなのか?その辺りに関してはしっかりと代理店含めてお勉強なさってください。

あまりにも知識が低すぎたり、書籍を購入して勉強しようとする意識がなさすぎる。なめてるなら即刻やめろというのが色々な方のご意見ですよ。

 

従業員名簿記載はメンドイよねぇ~のホール

本件について、お付き合いがあったりするいくつかの代理店様にもお話を聞きましたが、結構面倒くさいから~とのご意見をいただきました。

ハッキリ言えば、この様なグレーだった業態がホワイトになる際になんらかの法的なリスクやルール付を経ないわけもなく~としか思っていません。

例えば、2023年10月頃から施行された俗に言うステマ規制法を受けてPRを付けた人が何人いましたか?私はほとんど名前を上げられるくらい人数は少なかったです。

その程度のルールも許容できない人間や企業さんとは話す気もなくなりますよね。

 

ただ、このレベルで呼んでいたホールさんも同罪というか主犯格で、風適法にしてもステマ規制法にしてもメインで捕まるのはホールさんだけで、いいとこ共同正犯で演者や取材媒体が連れて行かれる程度でしょう。

ホールさんの方も認識が甘すぎると思うばかりです。

 

簡単な話として、演者さんを承知するならバイトと同じ処理をして従業員名簿に記載しましょうね~余計なことは一切禁止ってのが正解になるのかと思います。

 

まとめ:演者は嫌われ始めてる

演者という人をどこからどこまでかという話は物凄く根深そうなのでいったんやめておきますが、ホール来店業務をする人のほとんどがXを見ている限り邪魔者になっています。

見てない人からすればちょっと違うのでしょうが、一部ヘイトをかい続けるタイプの人がいたり、承認欲求の獣なんかな?って思う人もいるのが事実。

 

私としては、オススメ機種を謳える様になった現代において演者さんは印象付けの一手ではあるものの、オススメ機種を匂わすなどの業務がなくなったのだからホール側から不要論が出ても良いと思いますし、そもそも2011年以前のホールイベント復活勢の人達が囃し立てるべきだと思っております。

 

オススメ機種という物自体が、ホール側がメインで訴求しないので専業なり軍団なりの餌の指標になってる現実も受け取ってほしいと思いつつ……

 

以上。