最近某所からの懸賞金が70万円に値上げされました、パーラーフルスロットル管理人です。
紆余曲折あってぱちレボ!にサイト名が決まったようで何よりです。
今回は最近乱立気味な大手パチンコホールのYouTubeチャンネル、特にライターさんやYouTuberさんを起用した実戦番組にフォーカスしてあれこれ書いていこうかと思います。
一応先に書いておきますが、あまり興味がないので1本も動画見てません。最近はフランチャイズチャンネルばっかり見てます。
マルハンチャンネル
動画サムネイルだけはいっぱい出ている様に見えるマルハンチャンネルの人気企画回胴の鉄人ですが、
主宰というか動画冒頭のバンク動画のストーリーテラー役のエハラマサヒロさんの他、ジャンバリジロウさん、スクープ寺井一択さん、アロウズシーサ。さん、1GAMEヨースケさんの4人の鉄人役のうち一人とゲストのライターやYouTuberが1VS1で実戦バトルをする動画です。
この回胴の鉄人を毎週、更に隔週で日直島田さんのドラゴン&タイガーも日直島田さん+ゲストの構成・その隔週の間でパチンコ演歌歌手さくらまやさんも+ゲストの構成とだいたい全部同じような動画だったりします。
コンコルドちゃんねる
主軸となっているのがミリオンタッグという企画で、木村魚拓さん・沖ヒカルさん・松本バッチさん・青山りょうさんの4人が好きな人をゲストのタッグとして呼んできて4組での出玉バトルを行う企画。
そもそものメンツが木村魚拓さんが主導している「きむちゃんねる」の面々であり、動画のサムネイルを見ただけだとコンコルドなのかきむちゃんねるなのか判定が難しい。
唯一の以外点が木村魚拓さんがタッグに選んだのが老害系YouTuberとして名を馳せていると思い込んでいる大崎一万発さんが選ばれているくらい。
その他チャンネル内には導入前のパチンコ・パチスロ機のテロップ解説のみの試打動画も上がってますが実戦系に比べると再生回数はだいぶ劣る印象。
KYORAKU CHANNEL
メーカーとしての京楽産業だったりホールとしてのサンシャインKYORAKUだったりするのでホール動画なのかと言えば微妙な立ち位置なKYORAKU CHANNELさん。
出演者が吉本興業のお笑い芸人、ブラックマヨネーズ吉田敬さん・ノンスタイル井上裕介さんを軸にテレビを全く見ない私には無名YouTuberなのかお笑い芸人なのか見分けのつかない方々もゲストに出ている印象。
胸が大きいだけで顔出しもしないYouTuberを動画に出して炎上してみたり、アイドル店員コンテストをしてグランプリになったアイドルの顔に加工をかけずにパネマジって言われてみたり、本筋と違うところで炎上しがちですがお笑い芸人を全面に持ってくる辺りが流石京楽さんだなと思ってました…
ダイナム公式チャンネル
3ヶ月くらい前にダイナムのコーポレートチャンネルからいきなり始まったFUJIWARAのツレぱち。
KYORAKU CHANNELの専売特許感があったよしもと芸人をメインに+女性パチンコライターでの実戦企画。
メンツと再生回数の割にチャンネル登録者数が1万人に満たず、最新回では更に兎味ペロリナさんと空気階段の鈴木もぐらさんをゲストに呼んでますが…
パチンコ動画作る業者の人って#7とか#425とかナンバリング付けるの好きですよね、なんか意味あるんですか?最初から見ろってことって聞きたい感じです。
キクヤチャンネル
ペカるTVやジャンバリ.TVが出演しているチャンネルですが、最新の遊タイムエナの動画が19万回再生なのにその他の動画が1000~5000再生という壊滅的な数字を叩き出していますね。
でちゃう!辞めた人がサムネイルに写ってても、マスク・帽子・目にかかるほどの髪の毛で顔だけで判別できる人いないんじゃないかってレベルだったり、ジャンバリリノさんがサムネにいても2000再生いかないとか中々「どうしてこうなった」感が強いチャンネル。
動画OPバンクのYouTubeの綴りが「Youtube」になってて何もわかってない奴、パチンコで言うなら遊タイムを天井と言っちゃう人とか、パチスロをスロットと言っちゃう人とかそういうレベルのイメージ。
挙句の果てにはこのチャンネルのプロデューサーをしていた人が退職して声高らかに立ち上げたのが取材イベントって考えるとなんのノウハウも蓄積しなかったのかなぁとヤればいいってわけじゃないのが伝わるチャンネルだと思います。
123TV
2021年7月に始動したチャンネルで、主軸が123ウォーズ、出演者がジャンバリリノさんジロウさん・1GAMEてつさん・大崎一万発さんで、4人がゲストを呼んで2名で打つ感じの…
もうわかったよ、そのメンツ他のチャンネルで見たよ、似たような企画も見飽きたよとしか言いようがない感じ。
そんなに実戦コラボ動画って需要があるんでしょうかね、金太郎飴的にどこ見ても同じような顔ばかりという印象が強いです。
二番煎じ以降のビジネスチャンス
他にもいくつかピックアップしておいたのですが、おおよそ123TVくらいでオチが付いたかなと思いこれ以上はやめておきます。
そもそもこういった番組フォーマットなんて雑誌の付録DVDやCS番組で千切れるほど擦り潰されたものかと思いますが、それをYouTuberさんメインで落とし込んで作っている、更にそれを「業界全体を考えて」「今の台の楽しさを伝えたい」「特定日前日公開にして来店動機付け」「向こうのホールがやってるから負けてらんねぇ」「経営者の思いつき」など色々なパターンで始まっているのかなと。
そこに広告代理店や既存のYouTubeチャンネル運営企業・映像制作会社がハゲタカの如くインフレして需要が若干減ってきたり晒し屋に取って代わられた売上回復を見込んで手を出してそうな。
とっても美味しそうなお金の匂いしかしませんし、自社チャンネルやりたい法人とそれの製作をしたい企業からすればwin-winかなと。
でも、そんなに似たような動画に需要ってあるんでしょうか?
遊技人口が減少している中で、パチンコ実戦動画の視聴人口が上向くとは思えませんし、動画一本が中々に長い中で可処分時間の奪い合いみたいな状況な気がして…
たぶん、YouTube戦略で言えば奇抜な路線を攻めるよりも基本は真似るところから、既存のフォーマットを踏襲して見やすい動画を心がけてそして出演者のキャラクター人気を狙うっていうのがセオリーなんですが、大手ホールチャンネルの出演者がすべて他チャンネル・媒体の出演者って考えるとセオリーのその先のコア戦略っていうのはどこに着地するのか…
幸手チャレンジャーひげ紳士さん・ウラッキープラザ大内レイさん・キング観光ジェームス柳橋さんの様に、ホール職域で良くも悪くもメインになる人が出てこれるのか、それでいて演者として実力のある人の中に割り込んで地位獲得出来るのか…
最終的には予算とやる気と意地のホール間体力勝負で、制作に関わってる人だけが美味しく撤退できるドル箱ビジネスだろうなぁと。
ちなみに昨今、パチンコ業界にもSNSコンサルとかYouTubeコンサルとか名乗る人多々出てきていますが、twitterとかYoutubeって書く人はだいたいニセモノだと思って疑ってみてもらえればとても面白いと思いますよ。