1月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
昨年はスマスロ中心でパチンコが今一つ盛り上がらなかった印象ですが、土壇場でeリゼロ2をはじめeSAOなどなど少しづつ明るい兆しも見えてきたのかなと思っています。

年末の忘年会ラッシュでは他メーカーの方々とお時間を過ごすことが多く、今年こそパチンコを盛り上げていきたいと意見が一致したものの、飲みすぎて大切なことを忘れてしまってただ楽しい時間を過ごしただけになってしまい、反省しきりの日々を送っております。。

さて、3月からのLT機について続々と情報が出てきていますが、各社から様々な仕様が提示されていて、その中には自分が思いもつかなかった仕様があったりで、アイデアが枯渇しているなあと年齢の衰えを感じさせられているとともに、パチンコも明るいぞと元気にさせてもらっています。

そんな中ではありますが、今回も1月納品予定の主力機種の簡単なシミュレーションを行いました。
1月は超目玉機種はないものの機種数が多く混戦模様となっています。
今回から設計値一覧下限値のルール変更に伴い、ヘソ1個賞球機の推測運用Bを15に変更し、分岐Sをシミュレーションしています。
また、今回も基準出玉率は甘辛比較のためにS5.5、B23で統一し出玉率を算出しています。

※やじきた甘に関しては出玉が獲得できる初当りをTSとして算出しています。

以前からヘソ1個賞球の低ベース機について、自分の実戦結果からの悲しみを含めて(笑)何とかならないものかとこのコラムでも書いてきましたが、今回シミュレーションした結果、設計値一覧下限ベースの記載方法のルールが改定され、同時に市場からの意見を取り入れた結果からか、スペックの甘辛についてメーカー毎の違いが出始めてきているように感じます。

基準出玉率やB15にした場合の分岐Sも以前よりも運用バランスに長けた値の機種も出てきており、昨年よく言われてきた「全然回らない!」「千円スタートが10回台前半」のような運用を少しでも改善し、稼働を向上させたいメーカー様が増えた印象を受けました。

LT機の一部ではお客さんが体感する図柄揃いの大当りが低い機種が複数登場するため、低ベース前提で甘めの仕様では投資が嵩むので、これらの設計思想の改善がLT機登場後も稼働に対して良い方向に向かうのではないかと考えています。

昨年はTS319ながら平均TYが5000個超えの機種が複数リリースされ、運用面で厳しい数値となっているのを某データで眺めておりましたが、バランスが見直されたことで、今後は「回らない」ストレスからの解放を期待したいなと思っています。

やはりパチンコは「たくさん入って」「いっぱい出る」が楽しいので、基本に立ち返って面白いものを提供しなきゃなと初心を思い出しました。

それでは、改めまして今年も宜しくお願い致します。今年はパチンコに期待してくださいね!