3月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

寒かった冬が終わりつつあり、暖かくなってきました。コートが不要になり体型を隠し切れなくて困る時期がやってきてしまいました…。夏になるまでには…。

さて、いよいよ!3月の機種が登場します。
そう、多くのメーカーからラッキートリガー機の導入が始まりますね。

ラッキートリガー機のラインアップですが、初期にアナウンス・発表されたオーバーロードとアリア、そして右打ち性能を極限まで上げた真・座頭市のように遊技者側から見た実質確率が319よりも低いスペック帯もありつつ、比較的マイルド設計のライトミドル・甘デジ帯までも含めて幅広いスペック帯が出揃った印象を受けます。

ということで、今回も3月納品予定の主力機種の簡単なシミュレーションを行ってみます。
ラッキートリガー機の新台ラッシュで販売機種数がかなり多くなっていますね。
販売台数はあくまでも予定台数であり、実際は多くの機種でこれ以下の販売台数となっていることが想定されます。

ヘソ1個賞球機の推測運用Bを15、ヘソ3個賞球機の推測運用Bを23で分岐Sをシミュレーションしています。
基準出玉率は甘辛比較のためにS5.5、B23で統一し出玉率を算出しています。

表中のLT機のTSは全ての大当りを加味した確率であるため、営業資料等の値と若干異なることをご了承ください。

ご覧いただければお分かりのように、SNS上で散見される「LT機って上位があるから甘すぎて回せないんじゃないの?」という意見はやや違うようですね。

今月最も甘めな設計となっているのはLT機ではない三共さんの甘デジPFパワフルとなっており、最も辛めな設計がLT機の甘デジPG1優駿俱楽部ですね。

LT機の中ではオーバーロード、真・座頭市、このすば辺りが比較的バランスの取れた回せる設計になっているかもしれませんね。

当然のことですが、甘辛の差はあるものの、LT機だから甘いということはなく、メーカー毎にLT突入時の性能を加味しての設計となっていると言えそうです。

過去には遊タイムなどの新機能追加時にもよく見られるご意見ですが、この辺りは開発側も織り込んで出玉設計を行うメーカーが当たり前ですが大半ですので、上記表や某大手データを参考に安心して運用頂ければと思います。

ただし、突入頻度の低い上位モードを持ったLT機ではこれまでのスペック以上に一日当りでの遊技者のヒキによる出玉の波は大きくなるため、少台数での導入は思わぬ暴発や沈みで大きく赤字や黒字に振れてしまうことが想定されます。

ホール営業におかれましては、こういった暴発が連発してしまい、甘すぎるんじゃないかと不安になるケースもあるかとは存じますが、スタートやベース管理等に注意して頂き、長期的に運用を検討して頂ければ幸いでございます。

今後も様々なタイプのLT機が登場します。個人的には体感する大当り確率を下げたタイプよりは、初当たりまでが比較的近く稀にLTへ突入するタイプの方が下位モードでの出玉感もあって好みだったりするのですが、どんなタイプが市場で高評価を受けるか今後の動向に注目しています!