こんにちは、とうとう12月。
年間収支もマイナスで終わりそうです。
めんつゆです。
やっと辿り着いた遊タイム!
これで一気に捲れるぞ!と期待してたら
なぜか回数が残り50回転…?
なぜこんな悲しい出来事が起こるのか?(*_*)
今回はこの遊タイムの時短回数が減ってしまう現象について解説します!機種名を言わないのは察してください(^^;
まずはじめに遊タイム中にc時短(ハズレ図柄の一部で発動する時短)が発動することは今のところできないルールになっています。
ではどうして遊タイム(b時短)中にc時短が発動して時短回数が格下げしているように見えるのでしょうか。
遊タイムが格下げになる流れは次の通り。
①遊タイム中(特図1時短)
↓
②なぜか特図2が変動
↓
③特図2の小当り抽せん1/3.7がハズれる
↓
④c時短が発動し50回か100回の時短発動
この機種の電チューは入ると内部で振り分け弁があり、振り分けられた結果チューリップAかチューリップBを玉の自重で開放させる構造になっています。
この自重で開放させるチューリップを非電動役物と言ったりします。(電動ではなく、玉の重さで役物が動くわけですね。)
同じ考えの部品は初代義風堂々やマクロスΔ、アイドルマスターなどに採用されています。
チューリップAに入賞すると特図1が変動し、チューリップBに入賞すると特図2が変動します。
時短が2種類存在し特図1を回す時短と特図2を回す時短があると言えばわかりやすいでしょうか。
特図2は1/3.7で小当り抽せんを行いハズレは全てc時短図柄で埋められています。
本機は特図2が始動すると、特図2の変動終了までには必ず時短が一旦終了する仕様となっています。
これにより遊タイム中(特図1時短)にはc時短は発動しないものの、特図2が変動することによって一旦遊タイムがパンクし、特図2のハズレ図柄が表示される時には内部状態が通常状態に落ちていますので、遊タイム中のc時短ではなく、通常状態でのc時短図柄が停止し50回か100回の時短が新たに発動することで、遊タイム時短の格下げが発生しているということになります。
ここで問題になるのが「なぜ遊タイム(特図1時短)中に特図2が回るのか」です。
みなさんパチンコを打つとアタッカーや電チューに玉が引っかかって次の開放で入賞した経験があると思います。
遊タイム中は特図1時短なのですが、電チューが開放した瞬間にわずかですが、特図2チューリップを開ける方向に振り分け弁が動作します。
普通に打った場合はその開放が短すぎて間に合わないのですが、電チューの開放パターンの最後に0.1秒の開放があり運悪く、そのタイミングで玉が引っかかることがまれに起きます。おそらく玉噛み解除用に入れた0.1秒だったのでしょうがそれが逆に仇となったと予想しています。
玉が引っかかると次の開放で普段のタイミングより早く振り分け弁に到達しますの特図2の変動が発生することになります。その際に1/3.7を引ければハッピーなんですがハズレるとc時短が発動することとなります…
これが遊タイムの格下げが発生する原因だと予測します。あくまでも個人的な見解ですので間違えてる箇所もあるかもです。(´ー`)
遊タイムの格下げがクローズアップされてて残念ですが通常の時短中にも発生する場合も当然ありますので、その際は慶次漆黒エクストラのように時短数が更新されるので嬉しい機能になります(^^)
本機はこれ以外にも閉店時の状態や、その他衝撃などで非電動役物がイレギュラーに開放状態のままとなるといったトラブルも報告されています。
パチンコは玉の入賞と言ったアナログ要素が満載なので電チューやアタッカー、非電役物などは開発にはとにかくたくさん玉を発射して検証を増やして不具合を抑え込むシビアさが求められます。
私も開発者として気を引き締めてがんばります!