7月初旬に本格的に6.5号機が導入されましたが、「犬夜叉」「カバネリ」「アクエリオン」の3機種が稼働のトップ3を独占する状態が続き、上々の滑り出しと言えるのではないかと思います。
実際に自分の行動範囲内ではホールさんを数店舗回っても座れない状況となっており、近年なかなか見られなかった盛況、と言っても良いのではないでしょうか。
そんな中でも特に「犬夜叉」がいい感じじゃないですかね!
1万台を超える販売で稼働もよく、中古価格も100万を超えているようで、長期稼働にも期待出来る状況となっております。
ということで今回はその「犬夜叉」について、開発目線での所感を書いていきたいと思います。
いつものごとく、解析や立ち回りといった話ではありませんがご容赦ください。
スペックについて
過去の記事(6.5号機としての性能予想)でも書かせていただきましたが、本機の魅力は何と言ってもその前評判以上の出玉性能・スペックですよね。
その荒波っぷりが好調の大きな要因ではないかと思います。
ただ過去記事で書いた以上に、実際の市場での動きは想像を上回っておりました。
吸い込んだ分+2400枚出せるという6.5号機の特性もさることながら、引き戻し性能も非常に高く、それらが絡んで一撃5000枚、万枚といった報告も多数見られます。
その一撃を体感出来る頻度もとても高く、自分以外の周りの台も含めて大量獲得する場面を高頻度で目にすることで、ハマっても取り返せるかもしれないという意識を強く持つことが出来る。
ゲーム性や楽曲なども要素としては挙げられるとは思いますが、本機の高稼働の要因は5号機以上の出玉感を体感出来るスペックにあると断言しても良いかと思います。
適合率と攻めの姿勢
本機の出玉性能を市場で目の当たりにして、開発目線でも、「このスペックで良く試験に通ったな」と感じます。適合率はおそらく相当に低いことでしょう。
6.5号機の第一陣として販売出来るかどうか・それが販売台数にも大きく影響するであろうタイミングで、それだけ低い適合率で申請に持ち込み適合を勝ち取る攻めの姿勢は本当に素晴らしいと思います!
適合率の低さに関しては「カバネリ」や「アクエリオン」にも言えることかとは思いますが、それでもやはり犬夜叉は頭一つ抜けていると思います。
販売台数の影響
犬夜叉含めた6.5号機においては、期待度の高さからどの機種も販売台数が1万台以上に伸び、1店舗辺りの台数も多く半島や島での導入が目立つ状況かと思いますが、それもスペックをアピールするのに良い影響を与えたのではないでしょうか。
島で稼働すれば、低設定だったとしてもその荒波スペックがゆえに大量出玉を持っている台が複数見られるでしょう。
バラエティに少台数といった状況では、プレイヤー心理からしてもなかなか設定に期待が持てず稼働も伸びない。少台数で稼働しづらい状況では大量出玉を目にする頻度も下がりますよね。
おそらく営業側も機械の特性やスペックを理解した上で、出来るだけ1店舗辺りの台数が多くなるように配分したのではないでしょうか。販売戦略・営業努力も機械性能を最大限引き出す一因になっているのではないかと思います。
以上、6.5号機第一陣・特に犬夜叉に対する所感でした。
最近、「6号機始まったな」というコメントを良く見かけますよね。
実際開発目線でも、犬夜叉を始めとする6.5号機の登場によって状況が一変したような感覚を持っています。
これから6.5号機でもっと性能の高い機械が出てくる可能性も十分にありますし、その上それ以上に期待できるスマスロも控えています。
引き続き開発もより良い機械が出せるように努力していきますので、是非ご期待いただければと思います!