11月21日のスマスロ第一弾導入がいよいよ目前に迫ってまいりました!
しつこいようですがスマスロについてのおさらいと、今回は注意点および第一弾機種についての予想をまとめていきたいと思います。
我々開発にとっても「初」ということで誤った見方もあるかもしれませんが、あくまで予想ということでご容赦ください。
スマスロの注意点とおさらい
●メダルレスになることによる注意点
スマスロは言わずもがなメダルレスになり様々な利点があるわけですが、何点か気になる点もあります。
まずは「普段メダルを使ってホール様で行う作業がメダルレスでも出来るのか」。
例えば閉店後、ATやCZが残っていないかメダルを投入して確認し、残っていたらリセットをかけるホール様もいらっしゃると思います。
AT中やCZ中にデモ画面にいかない機械ならメダルを入れなくても一目瞭然ですが、この辺りの仕様はメーカーごとに異なりますし、スマスロでは仕様変更が入っているかもしれません。
閉店後に全台ユニットからメダルを転送して確認しなければならない、となったらかなりの手間がかかってしまうことになりそうですよね・・・
こういった細かな仕様がどうなっているか、各メーカーさんにお問合せいただくことをお勧め致します。
あとは、「台確保関連のトラブル増加の懸念」。
現状はメダルを下皿に置いて台を確保し離席するお客様が多いかなと思いますが、メダルレスではそれが出来ません。
台確保のため私物を置いて離席することになるため置き引きの被害が増えそうですし、それを気にして物を置かずに離席した台に他のお客様が座ってトラブルに、なんてことも増える可能性があるのではないかなと思います。
機械側で何か対策が入れば良いですが、これもメーカーごとに仕様が異なりますので期待出来ません。ホール様の方で離席用の札を用意するなど、当然対策は検討済みかと思いますが、忘れずにご対処いただく必要があるかもしれませんね。
●スマスロの性能のおさらい
おさらいについては度々記事に書かせていただいておりますので詳細は割愛させていただきますが、ソフト面でのメダル機からの変更点は
有利区間ゲーム数4000ゲーム ➡︎ゲーム数無限 です。
試験対策の強化によるスペックの向上と、ゲーム数制限が無くなることによるゲーム性の多様化が期待出来ます。
詳細は過去の記事(「スマスロ性能考察」はこちら)にてご確認いただければと思います。
第一弾機種の性能予想
続いて、あくまでカタログスペックからの推測になりますが、スマスロ第一弾機種の性能を予想してみたいと思います。参考程度にご覧ください。
●ヴァルヴレイヴ
販促資料などを見る限り、スペック面では驚異的な数値が並んでいます。
スマスロ第一弾機種の中で最も荒く差玉が出る・粗利が取れる機種と思って間違いないでしょう。
ただし、適合率など諸々を考慮すると高設定域においても勝率はかなり低いのではないかと予想されます。
かつてはGOD、今で言えば犬夜叉などの機械を好み射幸性を求めるプレイヤーには刺さるかと思いますが、一方でカバネリや鬼武者など適度な射幸性を心地良く感じるプレイヤーや、設定狙いで堅実な勝ちを求める玄人プレイヤーからは敬遠されてしまう可能性もあるのではないでしょうか。開発としても初動を非常に注目している機械です。
●刃牙
スペック面ではヴァルヴレイヴに次いで非常に荒い波を描くのではないかと思われます。
本機も射幸性の高さについてこれないプレイヤーが出てくるのではないかと感じますが、通常時のゲーム性や長いスパンでの追いかけ要素はスマスロのメリットがしっかり活かされており、稼働にプラスに働く可能性も十分ありますね。
●鏡
スペック的には上記2機種のような荒波タイプではなくバランスタイプ。
でありながらスマスロのメリットはしっかり組み込まれており、メダル機以上のスペックは担保されているように思います。
設定6の出玉率114.9%も非常に魅力的で、ヴァルヴレイヴよりは安定し勝率も高いと思われ、朝からしっかり稼働してくれそうです。
演出面の作り込みも大都さんですから十分期待できそうで、第一弾機種の中で最も長期稼働に期待が出来るのではないかと個人的には予想しています。
●リノ
これまでのリノシリーズとは全く異なる完全告知のAT機。
中身は沖●キをイメージした仕様となっておりますが、スマスロのメリットがしっかり活かされたものとなっていると思います。
ヴァルヴレイヴや刃牙には劣りますが波も荒く、粗利はきちんと取れそうですね。
あとは稼働が付くか・・・競合が豊富な上の完全告知機、、、個人的にはなかなか厳しいのではないかと思っておりますが、善戦に期待したいところです。
以上、スマスロの注意点とおさらい、及び第一弾機種の予想でした。
まだまだ先の話だと思っていましたが汗、いよいよもう今月スマスロが導入されます。
まずは大きなトラブルなくオープン出来ることを祈っておりますが、あとはプレイヤーに受け入れられるかどうか。
あと少し、楽しみに待ちましょう!