こんにちはめんつゆです
LT3.0+になってどう変わっていくの?だったり、どんなスペックが中心になりそう?というような質問を多くの方々から聞かれます。私の認識としては、簡単にいうと「パチンコのパチスロ化」、とりわけ時短性能の緩和が一番大きな影響があると感じています。
それでもいつも答えているのが「できることが多くて・・・」という回答。それだけゲーム性としてできることが増加しているということです。(もうついていけない老害感も含めて)
時短性能緩和としては特賞中のモードを今まで以上のパターン持つことが出来、総量自体の変更は無くとも出玉推移のバリエーションを増加させるだけでなく、いままでも「Pキョンシー」や「Pキン肉マン」古くは「CR怪物くん」で使われていた「複数時短性能」いわゆる隠れ時短を使った、通常時の内部モード移行が使いやすくなった点が挙げられます。

これまでは隠れ時短中の電チュー開放条件に縛りあり非常に使い勝手が悪く、積極的に搭載するメーカー様は多くはなかったのですが、今回の緩和によって内部モード移行が容易となったため、通常時に内部時短状態のチャンスタイムに移行し、液晶演出でチャンス中であることを示唆しつつモードを移行させたりしながらラッシュを目指すような、パチスロAT機のようなゲームフローを作ることも可能となりました。
過去、新しい性能として「設定」「b時短」など、パチスロAT機に標準的に実装されてきた機能がパチンコでも似た仕様として(枷はあるものの)実装されたものの、いずれも稼働結果的には成功したとは言い難い結果とはなっていましたが、今回の時短性能緩和を使って、最近増加しつつある「デカヘソ」や、設定の解釈基準変更などと共に、いままでのパチンコにはないゲーム性の提供が可能になってきます。
まとめると、今回の時短緩和で大当りを待つのみのゲーム性からの脱却で、プレイヤーのパチンコへの向き合い方が大きく変化すると思います。
さらには昨年の解釈基準変更で使いやすくなった設定付きに加えて、デカヘソによって釘によるスタート低下への不満解消など、プレイヤーの不満を解消しつつ管理面でのリスクヘッジを含めて7月以降はパチンコの歴史上大きな転換点を迎えると言って良いと思います。
いろんなスペックが登場するであろうと思いますので楽しみではありますが、開発としては各メーカーの若い方々の発想力に期待しつつ、とんでもなく面白いゲームフローが続々出てくることに期待して、日々過ごしていきたいと思います。
是非期待していただきたいと思います!