スマスロ第一弾の最後の4機種目、L鏡がいよいよ導入されました。
稼働としてはヴァルヴレイヴの初動を上回る状況となっており、最高のスタートと言って良いのではないかと思います!
他機種の動向を見ると、カバネリや鬼武者などの稼働はほとんど影響を受けていないようですね。
鏡を取れなかったお客様が同じスペック帯のこれらの機種に流れているのか、もしくは別のところから鏡に移っているのか。
データが集まってきたら自分なりに分析してみたいと思う次第です。
そしていつもの如く、自分も打ちたいと思い仕事終わりにホールを回っておりますが、案の定なかなか空き台が無く、未だ実戦出来ておりません汗
ということで実際に打てていないエアプ記事にはなってしまいますが、L鏡について開発目線で感じるところをまとめさせていただきたいと思います。
いつもの通りあくまで個人の意見ですのでご了承くださいませ。
高設定の安定感
本機の高稼働の要因として大きいのは何と言っても高設定の勝率が非常に高く安定するところではないでしょうか。
まとまった台数が導入されるビッグタイトルということもあり高設定が投入される期待感も高く、その高設定がしっかりと安定して出てくれる。
ホール様としても扱いやすいでしょうし、プレイヤーとしても高設定域の出率の高さから朝から打つ際には優先して狙うべき機種となるのではないかと思います。
低純増による効果
本機は6号機AT機としては低めの純増2.7枚。
スマスロに限った話ではありませんが、純増を低くすることで特殊な対策をしなくても適合率を保ちつつ、出玉率を高めることが出来ます。
また鬼武者などもそうであるように、低純増によりATの滞在比率を高くし楽しい当り中の時間を長く、上乗せや継続など気持ちいい瞬間の頻度を上げることが出来ます。
これも高稼働の要因の一つとなっているのではないでしょうか。
王道のバランススペック
先行する第一弾機種の影響で「スマスロと言えばヴァルヴレイヴや刃牙のような荒波高射幸スペック!」というイメージが強く植え付けられてしまいましたが、本機はカバネリ・鬼武者・バイオRE2のような王道のバランススペック。
先行のスマスロのような出玉の派手さはなく、MY2700枚程度と比較的緩やかな波で動いているようですが、やはり射幸性の高いスペックの機械だけではプレイヤーが持たないですよね。
ヴヴヴや刃牙との棲み分けで穏やかなバランスタイプを好むプレイヤーを囲い込むことが出来たことも抜群の初動の一因となっているのではないかと思います。
馴染みのあるゲームフロー
本機のゲームフローはサラリーマン番長をトレースした形となっており、番長シリーズを好むプレイヤーには馴染みのある王道の流れとなっています。初打ちで情報が無くても、何となくどうなればいいか・叩きどころが分かる安心感も初動の高稼働の後押しとなっているように思います。
そんな中でも、回したり押したり出来る新規のデバイスを使った新たなゲーム性や演出を取り入れているところも開発の工夫が光りますね。
以上、L鏡について感じたところをまとめてみました。
スマスロ第一弾は、ヴァルヴレイヴの射幸性で一気に注目を集め、鏡の王道バランスタイプで幅広いプレイヤーの心を掴むという流れで成功をおさめたと言っても良いのではないでしょうか。
部材の問題もあり狙っていた訳ではないと思いますが、納期が2週間ズレたことも結果的にプラスに働いたのではないかと思います。
過去の記事でも書かせていただきましたが、個人的にはパチスロ全体の稼働を押し上げるには鏡のようなバランスタイプのヒット機種の登場が不可欠だと考えております。
スマスロの中でも色んなタイプの機種が登場しバリエーションが増えてくることで市場全体が活気付いていって欲しいなと思います。
スマスロ第2陣についても少しづつ適合情報などが流れ始めてきました。
今後登場してくるスマスロにも是非期待していただければと思います!