注目機種の先取りPICKUP「Pシティーハンター 俺の心を震わせた日」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

珍しく平和さんの新機種2連続でお届けします。
シティーハンターと言えば昔はサミーさんのイメージでしたが、いまではすっかり平和さんのイメージになりましたよね。今作はどんな仕上がりになっているか見てみましょう!

Pシティーハンター 俺の心を震わせた日 スペック

一種二種タイプ

低確率:約1/319.67 
高確率:約1/3.34

RUSH突入率:約55.00%
2連目突入率:約45.35%
RUSH継続率:約75.87% 
RUSH継続率:約80.70.%(次回継続込み) 

特図1
  10R  15.0%  1500個  時短100回+残保留1回
  10R  40.0%  1500個  時短3回+残保留1回 
  10R  45.0%  1500個  時短0回 


特図2(有利状態)
  10R  20.0%  1500個  時短100回+残保留1回
  10R  80.0%  1500個  時短3回+残保留1回

マグナムSPEC

初回から3000個の比率が15%存在し、最低でも1500個の出玉が獲得できて、突入率約55%となっています。

右打ち中には3000個ボーナスの比率が約20.0%存在します。こういったタイプが一気に増えてきましたね。例え1500個当りだったとしても、保留が1回転分ある為、そこでの保留連演出も含めた「3000個ボーナス発生率」は40%オーバーとなっています。

また、同じように保留連演出まで含めた6000個オーバーボーナスの発生比率は約7%となっており、十分に現実的な数字となっています。

GET WILD演出

シティーハンターといえばこの楽曲。
通常時の当選後に演出からシームレスにラウンドに突入する感動はもはやシティーハンターの代名詞ともいえますよね。

RUSH中は4つのモードがあり、

  • 標準モード⇒3カウントの間に図柄が揃えば当選となるモード
    違和感予告的なものも搭載されているようでした。
  • ミュージックモード⇒楽曲がシームレスに流れ、シャッターが閉まると終了(残保留)のピンチへといったモード
  • 新宿の種馬モード⇒ハートが消える前にレバーバイブで当選
  • 宿敵モード⇒砂時計の時間が無くなる前に暗転で当選

とキャラごとの複数の演出モードから選択できます。少し源さんに近しいゲーム性となっていますね。

最終回転(残保留)に関してはパネル昇格後のボタン押下で断電すれば大当たりとなります。
3000個への昇格もさまざまなタイミングで発生するため最後まで期待が持てるといっていいでしょう。

保留連演出

保留連を3000個以上の当選とみせることで出玉の一撃性を高く演出する台が増えてきましたが、その分発生しなかった際の残保留での当選期待度は相対的に下がってしまいます。

そのバランスをどのように調整するのかが保留連告知タイプでは重要なポイントと感じますね。

七つの大罪の様に完全に保留連区間を分けるのか、シティーハンターのように残保留を1回転にして残保留自体を減らすことで保留連演出発生率を下げるのか。などなど期待感を持続させるように構成しなければいけませんね。

やや飽和気味ともなってきた感のある「81%×1500個」機との大差はないものの、見せ方に工夫を加えることで、魅力ある機種にすることが出来るかもしれませんよね。
一撃性をより強化した本作の「マグナムスペック」への期待感は高まるところですね。

それでは、また!