6.5号機としての性能予想【モンハン】【戦国無双3】【緋弾のアリアⅡ】 -とある開発者の独り言-

昨年末にスマスロが導入されましたが、それ以降パチスロの新台販売ペースは多少鈍化しているように思います。
射幸性の高い機械のヒットにより、各社スペックを上げた型式を申請に持ち込むことによって適合率が低く推移していることが大きな原因でしょうか。

注目のスマスロについては、藤商事さんのLゴブリンスレイヤー、サミーさんのL北斗の拳が4月導入予定となり、いずれも大きな期待が寄せられています。

それまでの間、1月〜3月はメダル機の6.5号機が販売の中心となりますが、機種数は少なめですので、どれもそれなりの台数を導入されるホール様が多い状況ではないかと推察します。

ということで、なんとか4月のスマスロ第2弾導入まで、市場を活性化させてほしいという願いも込めて、今回は1月末に導入されるSモンスターハンターワールドアイスボーン、2月上旬に導入されるS戦国無双3S緋弾のアリアⅡの導入前予想を簡単ではありますがまとめたいと思います。

いつもの如く自分個人の主観となりますので、参考程度にご覧いただけますと幸いです。

Sモンハンアイスボーン

新鬼武者2、バイオRE:2が絶賛稼働貢献継続中のエンターライズさんの最新機種。
ベース、純増、TYなどの基本スペックから上記2機種と同じようなスペック帯の機械であることが見て取れます。

ヴヴヴのような射幸性の高い機械は話題性としては高いですが、カバネリや鬼武者が高稼働を続けていることからも分かるようにこの手のバランスタイプもバリエーションとしては必須。高設定域の出玉率の高さも非常に魅力的ですし、上記の機種たちのような高稼働に期待したいところですね。

一方、ゲーム性は5号機の大ヒット機「月下雷鳴」を踏襲とのことですが・・・
この時代のATはサブ管理だったのでROM容量を気にせず多様な要素を出玉に盛り込むことが出来ましたが、6号機になった現在出玉関連の処理は全て容量の少ないメインROM管理

出玉に割ける容量がとても少ない中で果たしてどこまで過去機のゲーム性が再現出来ているのかいささか疑問にも感じます。

メイン管理で出玉面がある程度シンプルにならざるを得ないところをサブの演出面でどれだけ上手く膨らませて表現し、プレイヤーに感じさせない作りとなっているか。
開発としてはそんな部分に注目して市場での動きを見ていきたいと思います。

戦国無双3

山佐さんの主力タイトルですが、初代以降はなかなか結果が出ていないように思います。
そんな今作ですが、スペック的には上記モンハンと近しいバランスタイプ
鬼武者のように疑似ボーナス中とそれ以外で純増が可変するタイプで、ATの滞在比率が高く楽しい時間を長く過ごせそうではありますが、瞬発力・出玉感を感じられるかは少々懸念されるところです。

ゲーム性についても、ボーナス中の見せ方などはモンハン月下雷鳴を意識した作りになっているように感じます。
直前に本家が導入される状況で果たしてプレイヤーに受け入れられるのか・・・
初代を打ち倒した身としては、戦国無双ならではのゲーム性を追求して欲しかったなあと感じるところです。(あくまで個人の意見です。)

緋弾のアリアⅡ

藤商事さんの同じく主力タイトルですが、前作とは打って変わって純増9枚の高純増AT機で登場です。

ベース、TY、MYなどカタログスペックとしては優秀な数値が並んでおります。
ただ、高純増機は短時間試験の適合率が低くなるため無抽選区間を設けるなどの対策が必要となるケースが多く、実際にはカタログスペック通りの出玉感を体感出来ないことも往々にしてあります。

スマスロであれば有利区間が無限なので上手く対策することが出来るかもしれませんが、本機はメダル機。最大でも4000ゲームごとに有利区間がリセットされるため、どうしても制御しきれない部分もあるでしょう。果たしてカタログスペック通りの尖った出玉になっているか、本機は特にスペック面の動きに注目したいところです。

演出面は萌え要素を前面に押し出した構成となっているようで、原作ファンが納得出来る仕上がりになっていれば稼働を牽引する一因になるかもしれませんね。(個人的には苦手なジャンルですが・・・汗)


以上、1月〜2月初旬に導入される3機種のまとめでした。
次のスマスロが登場する4月までの間のメダル機たちがつなぎとなるのか主力となりうるのか。是非ご注目いただければと思います!