スマスロ北斗の拳の導入から約2ヶ月程が経過し、徐々に落ち着いてきてはおりますが、相変わらず稼働は安定しており超長期稼働貢献間違い無しという状況になっておりますね。
ゴブリンスレイヤー、銭形4とスマスロの導入が続きこれらも健闘はしているものの、北斗の稼働に与える影響は軽微だったかと思います。続くソードアートオンラインが高設定域の安定感等の影響もあり良い初動とはなっておりますが、設定状況が落ち着いた後の稼働がどう推移するか注目しておきたい状況ですね。
販売ラインナップもスマスロの比率が上がっており、チェックせざるを得ない状況かと思います。特に8月の盆商戦は多くのスマスロタイトルの名前が挙がっており混戦模様になりそうですが、その手前7月スマスロの導入は「Lからくりサーカス」「Lバイオハザードヴェンデッタ」の2機種の予定。
ということで今回は、まだ情報が少ない中ではありますが、上記7月スマスロ2機種について自分個人の予想をお届けしたいと思います。
からくりサーカス
「スマスロと言えば荒波」というイメージを植え付けるほどのインパクトだったヴヴヴに続く、SANKYOさんのスマスロ第二弾。
コイン単価等の基本スペックを見る限り、本機も期待通り?の荒波仕様となっているようですね。
低純増の下位ATにて出玉を獲得してハードルを突破し、高純増の上位ATへの移行(≒有利区間リセット?)を目指す、というスマスロらしい構成となっております。
同社のヴヴヴのような特殊モードがあるのかというところが気になるかと思いますが、本機は低純増の下位AT滞在が大半を占め、上位ATへの移行を抑えることで試験対策しているタイプかと推測されますので、そのような特殊なモードは積んでいないだろうと予想されます。
また高設定域の出玉率が高いところも魅力で、かつAT確率にはそこまで差が無いためすぐに判別されてしまうことも無いであろうという点は稼働にプラスに働きそうです。
一つ気になるところとしては、高純増ATと差枚管理との相性。
差枚上乗せはG数やセット上乗せより液晶上の数字の見栄えが良くはなりますが、獲得した差枚が高純増により高速で消化されてあっという間に終わってしまう点が打感的に相性が良くないように感じてしまいます。
ヴヴヴ以降、似たような荒波スペックのスマスロが乱立してくる中、果たして本機が稼働のシェアを獲得出来るかどうか。注目したいと思います。
バイオハザードヴェンデッタ
カプコンさんの主力コンテンツ「バイオハザード」シリーズ、これまでは自社・エンターライズさん並びにアデリオンさんでの開発でしたが、本機は映画版の版権ということもあってか別メーカーさんで開発されたようですね。
しかもカバネリ・北斗と波に乗るサミーさんからの登場ということで、スマッシュヒットに期待が高まるところです。
他社のスマスロがその特性を活かした荒波スペックに偏重する傾向にある中、バランスの良いスペックを選択されている点は個人的には高評価。
本ATが純増2枚、疑似ボーナスが純増4枚という部分も含めて、打感的にはスマスロ版新鬼武者2という印象を受けますね。
ツラヌキについてはプレミアムATがトリガーになっているかと思いますが、超天国を経由して50%でプレミアムATに再突入とそこまで尖ってはいない仕様とのことで、ツラヌキ性能に特化しているというわけでは無さそうです。有利区間リセットにそこまで重きを置かず、普段のATである程度やれる感を感じられるバランスになっているのではないかと予想します。
ひたすら吸い込む区間の苦行に耐えて薄いところを通せば大量出玉に期待出来るという仕様の機械が増えている中、それなりの頻度である程度まとまった出玉をもらえるバランスになっているのであれば、成功体験出来るプレイヤーが多くなりリピートに繋がる期待が持てるのではないかなと感じます。
過去の実績を見ても、バイオシリーズをはじめとしたホラー系版権の演出はパチスロと相性が良いと個人的に思っておりますが、本機は出玉・ゲーム性・演出すべてバランスを重視して仕上げられているように感じますね。
直近のサミーさんのメーカー実績もあり、多台数販売が間違い無いであろう本機ですが、稼働貢献にも是非期待したいところですね。
以上、7月導入予定のスマスロ2機種の予想でした。
8月は更にスマスロのラインナップが増えますが、まずはこの注目2機種の動きをしっかり見ていきたいと思います。