導入後考察【Lうる星やつら】 -とある開発者の独り言-

4月上旬の新台、皆様の周りの状況はいかがでしょうか?
自分の行動範囲ではどの機種もなかなか座れない状況ですが、全国稼働データではジャグラーを除くとゴールデンカムイ>うる星やつら>ストライクザブラッドという順位となっているようですね。
ゴールデンカムイはまだ打てておりませんが、試打動画を見る限り通常時の単調さやATのハードルの高さを感じ、自分の好みには合わなそうだなと感じております・・・
一方でうる星やつらは実際にホールで打つことが出来ましたが、個人的には楽しく打つことが出来ました。

ということで今回は「Lうる星やつら」についての所感を書かせていただこうと思います。あくまで個人の主観になりますので、その点はご容赦いただければと思います。

上位AT頼りではないスペック

本機のコイン単価は3.3円となっており、数値から見るとモンキーターンや戦国乙女より少し荒いスペックとなっておりますが、実際に打った打感としては当りが比較的近く500〜1000枚の波を頻度高く体感出来、数値の見た目より遊びやすい印象を受けました。
スマスロと言えば上位ATありきの設計となっている機械が多く、上位に入れられなければ厳しい戦いを強いられることが多いですが、本機は良くも悪くも上位ATにあたる状態を搭載していないため普段のATにやれる感を感じる出玉バランスになっている印象です。5000枚・万枚といった上に突き抜ける派手な出玉が見れることは少ないですが、その分2000〜3000枚程度の出玉の分布が比較的多くなっている印象で、その位の出玉で満足する層には十分刺さるバランスになっていると思います。
荒波スマスロで打ちのめされた自分でも打ちやすく笑、かつ当たればそれなりの出玉感を得られるスペックバランスは自分の好みでした。

常に賑やかなゲーム性

本機は「ちゅどーん図柄」を狙わせるゲーム性が中心に置かれており、通常時・AT中ともに頻繁に狙え演出が発生し、常に何か起こっている感覚が退屈しないゲーム性になっているように思いました。ビンゴの遊びとなっているので狙え1回あたりの期待度は高くないですが、その積み重ねが当りや上乗せに結び付くので期待感も感じましたね。
ただ、狙わせる場面や頻度が多過ぎると感じるプレイヤーもいると思いますし、ここは好みが分かれるポイントかなとも感じます。

また、ゲーム性を盛り上げる演出も多彩で版権を活かした見せ方になっている印象を受けました。最新のアニメはさすがに開発に間に合わなかったところは残念ですが、原作ファンも楽しめる演出となっているのではないでしょうか。

適正台数

最近の考察記事では毎度書いている気がしますが・・・笑
本機の導入台数は少ない模様ですが、稼働においては良い影響を与えているようにも感じました。バラエティに数台で長く稼働する可能性もあるのではないかなと。
同時期導入のゴールデンカムイは初期稼働は良かったですが、クオリティや台数が過多なことを考慮すると今後の下落が思ったより早いのではと感じています。
一方で本機は一部のプレイヤーから支持され比較的息の長い1台になるのではないでしょうか。いちファンとしての希望的観測ではありますが笑、今後の挙動にも注目したいです。

以上、Lうる星やつらの所感でした。

4月の本命機「番長4」も導入され、まだまだ新台の動向から目が離せませんね!