ゴールデンウィーク明け導入の新台について、稼働状況が見えてきておりますね。
L炎炎ノ消防隊は非常に好調な稼働を続けており、エウレカ4とウルトラマンティガは稼働の落ちがかなり早く、クッキリ明暗が分かれた状況ですね。炎炎につきましては自分の行き付けのホールでも空き台がなかなか無く、まだ自分も打てておりません。実践動画を見て思うところはありますが、早く実際に打って打感を確認したいところです。
さて今回は、6月に導入される新台「L聖闘士星矢-海皇覚醒-」「L ToLOVEる」のご紹介。注目されている方が多いと思いますが、その性能の予想をいつも通り個人の主観で書かせていただきます。何かのご参考になれば幸いです。
聖闘士星矢
SANYOさんのシリーズ機・聖闘士星矢の最新作で、5.5号機で大ヒットした「海皇覚醒」のリメイク機。
当時の人気の要因であったその荒波スペックだけでなく、ゲーム性や演出についても完全継承されているようで、スルー回数天井や不屈ポイントなど、6号機・有利区間の制限下では再現出来なかった仕様も6.5号機・スマスロになることでしっかりと再現されている模様ですね。
また基本は継承ながらも、スマスロでは標準装備とも言える上位ATはしっかり搭載。上位CZの突破率は50%とハードルはありますが、高い上乗せ性能はそのままに純増が5.1枚へ倍増するため、突破出来た際には再度一撃2400枚を獲得し有利区間を切ることも難しくないだろうと思われます。
600Gの仮天井を超えるとベースアップし天井までの投資スピードが遅くなるなど細かなバージョンアップもされており、単なる再現ではなく進化している点も好印象です。
通常の機械では継続遊技が難しいような吸い込み区間も、当時のファンであれば思い出補正も合間って耐えられるのではないだろうかと感じますね。
ただ、当時は規制の影響により他に荒波機が少なかったことからハイスペック帯で一人勝ち状態であったとも捉えられます。当時のファンのみならず昨今のスマスロハイスペック機を好むプレイヤー層を呼び込むことが出来るかどうかが肝になるのではないでしょうか。
予想が難しいところですが、まとまった台数が導入されお店の扱いが比較的良いであろうことも考慮すると本機は平均以上の高稼働に期待出来るのではないか、というのが自分の予想です。
ToLOVEる
オリンピア・平和さんの新規タイトル。版権の知名度はそれなりに高いようですが、ファン層は比較的狭いような印象も受けますね。
版権のイメージとは少々異なり、スペックとしては荒波タイプとなっているようです。
基本数値を見ると、ベース30G・コイン単価4.3円・純増6.6枚と派手な数字が並んでおり、腰を据えて打つには相応の勇気が必要かと思います。
スマスロの標準装備と言える上位ATは本機もしっかり搭載。有利区間リセット後の上位モードは平均650枚の疑似ボーナスが80%でループする非常に強力な性能となっているようです。
一方でAT初当りは約1/350と荒さの割に軽い設計となっており、通常の当りはほぼ駆け抜けやショボ連で基本吸い込み続け、ごく稀に大量出玉に繋がるバランスとなっているのではないかと予想されます。基本数値だけでなく出方・MYの分布的にも、Lキン肉マンと近しい出玉バランスになっているのではないでしょうか。
ゲーム性においては、配列・役構成、ゲームフロー、各状態の仕様など多くの要素が「まんまカバネリ」となっているように見受けられます。カバネリを打っていたプレイヤーにはゲーム性はすぐ伝わると思いますが、本家を超える新しい要素は特に無いようにも感じます。カバネリとはかけ離れた出玉バランスということもあり、カバネリファンを拾うことはやや難しいのではないでしょうか。
各要素のターゲット層がかなり狭く、スペックは超高射幸・ゲーム性はカバネリ・演出は女の子系とそれぞれ違う方向にベクトルが向いているアンバランス感を感じ、平均以下の稼働結果になってしまうのではないか、というのが個人的な予想です。
以上、6月上旬導入予定2機種の予想でした。
どのような挙動を見せてくれるのか、楽しみですね!