注目機種の先取りPICKUP「e北斗の拳10GHEG」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日は8月お盆前注目の新機種、サミーさんのe北斗の拳10をPICKUP!

7月の注目機種e花の慶次に続いて、大手メーカーさんのメイン機種がラッキートリガー&スマパチ&新枠での登場となりました。
版権的に共通点も多い両機種ですが、ただ1点違うポイントが、e北斗の拳10はe機のみに許されたラッキートリガー新内規対応機ではないという点。
ここは意外ではありましたが、この辺りに注目しつつ早速診ていきましょう‼

e北斗の拳10GHEG スペック

一種二種混合機
低確率:約1/201.6
高確率:約1/40.0

液晶図柄揃い:約1/348.6
小当たり揃い:約1/478.4

バトルモード転落確率:約1/136.9
ハイパーバトルモード転落確率:約1/275.9

RUSH突入率  :約46.7%
2連目突入率  :約37.16%
下位RUSH継続率:約77.39%
下位RUSH継続率:約79.57%(残保留込み)
上位RUSH継続率:約87.34%
上位RUSH継続率:約88.56%(残保留込み)
残保留引戻し確率:約9.63%

特図1
10R通常 2.9% 1500個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ
2R通常 1.0% 300個
└10000回(次回まで) ハイパーバトルモードへ
2R通常 42.8% 300個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ
2R通常 53.3% 300個
└時短なし

特図1(液晶上)
図柄揃い(約1/348.6)
10R通常 5.0% 1500個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ(3.7図柄揃い)
2R通常 70.0% 300個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ(3.7図柄揃い)
2R通常 1.0% 300個
└10000回(次回まで) ハイパーバトルモードへ(ラウンド昇格演出)
2R通常 4.0% 300個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ(ラウンド昇格演出)
2R通常 20.0% 300個
└時短なし
  
世紀末チャージ(1/478.4)
2R通常 1.0% 300個
└10000回(次回まで) ハイパーバトルモードへ(ラウンド昇格演出)
2R通常 99.0% 300個
└時短なし

特図2 下位RUSH
10R通常 12.6% 1500個
└10000回(大当りor転落まで) ハイパーバトルモードへ
10R通常 57.4% 1500個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ
10R通常 30.0% 300個
└10000回(大当りor転落まで) バトルモードへ

特図2 上位RUSH
10R通常 70.0% 1500個
└10000回(大当りor転落まで) ハイパーバトルモードへ
2R通常 30.0% 300個
└10000回(大当りor転落まで) ハイパーバトルモードへ

ハイパースペック

今作はついに北斗の拳も10作目のナンバリングで気合の入った機種となりますね。
北斗無双シリーズなどもあるためか、10作目と聞くと少なく感じてしまいますよね(笑)

そして今回はサミーさん初のe機、しかもe機&P機のダブルリリースではなく、e機のみの販売ということで気合の入れ具合も伝わってくるでしょうか。

さて、本機もラッキートリガーを搭載しており、図柄揃い時の80%でRUSHに突入という高い突入率。殆どが下位RUSHとなりますが、RUSH突入時の約49%でラッキートリガーに突入する計算となっています。

一度突入すれば1500比率70%×89%ループとさすがの出玉性能を誇ります。
下位RUSHでも十分な出玉獲得に期待ができる仕様となっており、1500個比率70%×継続率80%となっています。

一方で今回のスペックであれば、のままのスペックをP機でリリースすることも可能ですよね。TS 348は大当り確率ではなく、あくまでも図柄揃い確率であり、大当りに占めるLT突入率も新内規のe花の慶次のような高い突入割合ではなく、旧内規の範囲内の数値となっています。
e機である必要があったのか、この辺りはやや中途半端な印象も受けてしまいますよね。
おそらく大人の事情がたくさんあったのでしょうが(笑)

とはいえ、高いRUSH突入率で下位RUSHでも勝負出来、下位RUSHから上位RUSH(ラッキートリガー)へ繋げていくタイプの機種として、他のLT搭載機種と比較しても十分な出玉性能・スペックになっているともいえるでしょう。

新時代の頂天へ

今作は10作目ということで、営業資料には「新時代の頂【天】へ」と表記されていました。
筐体が大幅に刷新された新筐体「誉」となり、あの大変話題になったエイリやんボタンは非搭載となりました。その代わり?ウェーブギアという名称のレバーが搭載されています。
未体験の!!と銘打っていますが、どこかで経験したことのあるような(笑)。カスタムで使われることにもなりそうですね。
もとい、新筐体はスッキリした印象で最近のトレンドといったところでしょうか。派手な枠が徐々に少なくなってしまうかもしれませんね。

王道北斗の拳

演出は北斗シリーズの王道ともいうべきか、北斗の拳剛掌シリーズに近い印象を受けました。全体的にみてこれまでの北斗ユーザーにとっては確実に納得できる出来映えだと思います。

カスタマイズはイキナリフラッシュ・先読み・ケンフラッシュ・保留変化激熱カスタム・ギアクラッシュ(レバーバイブ)等多数搭載されています。

ただ、個人的には北斗はノンカスタマイズで楽しむ派ではあります(笑)
試打した感じではノーカスタムで十分楽しんで遊技出来る印象でした。

バトルモードは王道のバトルとなっており、ケンシロウとラオウから選択出来ます。
ラオウを選んだ際はリュウケン出るなよ・・と念じながら遊技する、そういったバランスはそのままスムーズに理解出来かと思います。

バトルモード中には本機で重要な役割となる「無想転生チャンス」がボーナス当選時の約26%で発生します(1500個ボーナス当選時の約36%)

無想転生チャンス発生時は約50%で成功、LTへ突入します。
バトルモード中、最も手に汗握る瞬間といえるかもしれません。

ラッキートリガーに突入すると高継続率だからこその爽快・高速バトルに変化します。
2モードから選択出来、ラオウはケンシロウに敗北するまで、ケンシロウはラオウに敗北するまで継続するといったモードとなります。

全体的な印象としては王道北斗が返ってくるのかなといった印象です。
亜種?とも言える暴凶星が絶賛好評稼働中ではありますが、棲み分けは十分にできると言えるかもしれません。

同じ8月にはガンダムユニコーン2もP機&e機でリリースされますよね。
こちらはe機がややマイルドな仕様(“回るん”スペック)となっており、P機はLT非搭載ということで賛否両論という感じにはなっておりますが、7月の慶次に始まり、北斗・ユニコーンと立て続けにメインタイトル候補がLT搭載・スマパチで登場となる夏。
パチンコの盛り上がりに大いに期待したいところですよね!

それでは、また!