6月に導入予定となるボーナストリガー機の情報が出てまいりました。「1000ちゃんα」「ハーレムエース」「プレミアムうまい棒」「ニューパルサー」の4機種となっております。おかげで6月の販売機種数が非常に多くなってしまい、台数はどれも少なくなってしまいそうですが・・・実際にホール様で打つのが楽しみではありますね!
ということで今回は、上記4機種のスペック情報のまとめと個人的な所感を書かせていただこうと思います。
以前にボーナストリガーの考察記事も書いておりますので、よろしければ参考にご覧ください。 (「【BT】ボーナストリガー考察」はこちら)
まずは、各種数値を一覧で書き出してみます。いずれも4段階設定で設定昇順の数値となりますので、設定1と6のみ記載します。

うまい棒とニューパルは仕様的にはだいぶ近しいものになってはおりますが、第一弾としては仕様がバラけたなという印象ですね。
それでは、各機種の簡単な概要と所感を書いていきたいと思います。
1000ちゃんα
適合のリリースが一番早かった本機ですが、ループタイプの少しとがった仕様で登場となりました。約180枚獲得のBBを当てながら、約1/1400のBT当選を待つというゲーム性ですね。
BTは99枚のJACが75%でループし、BB成立で終了というフロー。2枚掛け中は1/6.2でボーナス当選ということで、「継続か終了か」的な演出も楽しめそうですね。99枚が平均4連し終了時も約180枚もらえるので、BTに入れば500~700枚程度の獲得が期待できる流れとなります。
ボーナス当選の約10回に1回がBTとなり、基本はBBでBTだったらラッキー程度の打感になりそうです。通常とBBを繰り返す普段の打感・出玉感が重要になりそうですね。
ハーレムエース
BTをそれなりの頻度で当選する上位ボーナスの位置付けで搭載したタイプ。
ボーナス確率は比較的重めですが、BB:BTが1:1となっており、BT当選で約500枚獲得できます。BTの仕様としては、同色7揃いで最大279枚獲得し終了後は2枚掛けへ移行、その後はほぼBBに当選し最大239枚獲得、合わせて約500枚というフローです。2枚掛けで稀に再度同色揃いが当たることもあるようですが、確率的にはほぼ無いイメージでしょう。
ボーナスの性能が高く合成確率が遠い分ベースは他機種より高くなっており、5号機のエヴァ系のような打感になりそうです。
また、高設定の出玉率が他機種より高いところも注目すべき点かと思います。設定を使えばしっかり安定した出玉をアピール出来そうですね。
リーチ目を重要視されているように見受けられる点と、液晶演出がしっかり作られていそうな点も個人的には好印象です。第一弾の4機種の中では一番期待出来るのではないかと感じています。
うまい棒
BBで必ず300枚獲得できるという部分をコンセプトに開発されたと想像します。
BB終了後は1枚掛けへ移行し1/1でボーナスに当選、97%はJACIN。BBとJACINで計300枚獲得となる設計です。3%でフリーズが発生し、再度BBが当選。その際は476枚獲得となるようですが、稀な特殊ケースですのであまりお目にはかかれなさそうですね。
全設定通して4機種の中で最も出玉率が低く、完全告知ということもあり「プロトタイプ、テスト機」といった印象もやや受けてしまいます。
ニューパルサー
基本的な思想はうまい棒と近しいように感じますが、BT仕様が少々異なりBB終了後1枚掛け遊技の20%で再度BBに当選するフローとなっています。基本はRBが当選し約300枚獲得となりますが、平均すると約360枚と期待枚数が多いところが特徴ですね。
その分全設定でBB:RBが1:1となっており、うまい棒と比較するとBB確率が低めになっています。好みもあると思いますが、個人的にはBBに寄っている方が好きですね笑
今回は配列や出目に手が入っているようで、そこの打感は少し気になるところです。いわゆる山佐型のリーチ目は少々現代の若者には難しいと個人的には感じておりましたが、わかりやすいリーチ目がしっかり出るバランスになっているのならば広い層に受け入れられる可能性がある印象を受けますね。
ただ結局完全告知かと思われますので、うまい棒とあまり変わらない結果となるようにも感じます。
以上、簡単ではありますがボーナストリガー機第一弾のまとめと所感でした。
全体を通して、出玉試験が変わらない以上スペックの大幅向上は望めないため「やっぱりこうなるよな」という印象を受けました。とはいえノーマルタイプの中でもゲーム性が広がったことは確かで、ここから様々なタイプが出てくるのではないかなと期待しております。
まだ登場は少し先ですが、実際に打てるのを楽しみに待ちましょう!