注目機種の先取りPICKUP「PFダンジョンで出会いを求めるのは間違っているのだろうか」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

【スペック】
確変ループ
低確率:1/319.67
高確率:1/59.0
確変突入率:約75.0%
時短引戻し:約27.8%(時短100回)
時短引戻し:約32.2%
2連目突入率:約81.95%(残保留込み)
RUSH継続率:約83.04%(残保留込み) 

ヘソ入賞時(三口クルーン時)
  10R確変    45%  1500個  次回 
  10R通常     5%  1500個  時短100
   8R確変   4.5%  1200個  次回 
   8R通常   1.5%  1200個  時短100
   6R確変     4%   900個  次回 
   6R通常     2%   900個  時短100
   4R確変  21.5%   600個  次回 
   4R通常  16.5%   600個  時短100

特図1(電サポ中当選時時短)
  10R確変  45%  1500個  次回 
  10R通常   5%  1500個  時短100(120)
   4R確変  30%   600個  次回 
   4R通常  20%   600個  時短100(120)

特図2(電サポ中当選時時短)
  10R確変  45%  1500個  次回 
  10R通常   5%  1500個  時短100(120)
   8R確変   9%  1200個  次回 
   8R通常   3%  1200個  時短100(120)
   6R確変   8%   900個  次回 
   6R通常   4%   900個  時短100(120)
   4R確変  13%   600個 次回 
   4R通常  13%   600個  時短100(120)

クルーン?

まず一番最初に説明しなければならないのがクルーンに関してですね。

クルーンやスペックはハーデスを思い浮かべていただければと思いますが、滞留時間はハーデスなどに比べてかなり短くなっています。

クルーン搭載機は打ち出してから変動するまでの時間に関してどうしても“もたつき感”を感じることが多かったと思いますが、本機では滞留時間の短さのおかげでヘソの奥にスタートセンサーがある台(牙狼系)くらいの違和感しか感じませんでした

左奥が特図1  2個賞球
右奥が特図2  2個賞球
手前が他入賞  3個賞球

となっていて振り分けは全て1/3となっています。
手前に入賞した時は残念となりますが、ダラダラと玉の動きを見せられるわけでもない為、それほど大きなストレスを与える構造ではないと言えそうです。

保留8ではある

MAX8か8チャッカーなのか前の名称は不明ですが、今作に関しては交互入賞ではありません。その為、特図1・特図2にどちらかが保留4つになったらそれ以上貯留する事が出来ません。

入賞したのに保留が付かない!!と言ったお客様のお声がもしかするとあるかもしれませんし、どちらかが保留4つになった際には打ちだしを停止する可能性もあるのでアウト効率が少し下がるかもしれません。

保留数は液晶画面右下に表示されていますので、遊技する際には必ず確認が必要ですね。

スペックが甘い

甘いスペックであることは間違いありませんね。
大当たり時の平均出玉は6043玉。現行機最上級クラスの出玉性能を誇ります。

その弊害?としてスタート構造を変化させているわけですが、
特図1の平均出玉1050玉
特図2の平均出玉1158玉
ヘソ時の平均出玉1104玉

初当たりで1104玉、75%突入で1158玉(時短引戻し込み約83%)がループすると表現されると、そこまで甘く感じないのはループタイプの宿命なのでしょうか?

小当たりRUSHも同様なのですが、STタイプや転落タイプに比べるとどうしても出玉性能を強く感じない為、回せないにも関わらず、お客様側からはやや辛く感じてしまう。といった印象になってしまうというのは仕方がない部分でしょうね。

声を大にして言います。回せないと思います。甘いんです。。。

演出に関して

通常時の少ない保留での演出(変動)秒数を長くしており、違和感がないわけではありません。
ただ、保留が増えれば変動秒数が短くなっていき、変動中もある程度打ち続ける場合には特に違和感がなく楽しめかなとは思います。リーチになるたびに打ちだしを停止するようなユーザーにとってはかなり回らない感覚、印象になってしまうかもしれません。

カスタムは神バランス(ノーマル)・先読み・プレミアムがあります。
先読みモード⇒レバブルも信頼度UP
プレミアムモード⇒Vフラッシュの発生率もUP

とレバブルモードの存在自体が無くなってしまったことは残念に思いました。
ガンダムユニコーンであれだけ注目を浴びたカスタムだったので搭載していてほしかったというのが本音だと思います。

通常時は良い意味でも悪い意味でもいつもの三共感は否めません(笑)が、リアリスモードの占有率が約40%近くある為、それを待つフローが基本系と感じます。
保留変化も当該変動で昇格する為、点滅保留でももしかするとと思わせてくれる感じは健在でした。英雄の一撃演出はどのリーチからも発展する可能性があるそうですが、かなりかっこよかったです。声優さんの力って偉大だなと感じました。

確変か通常か?

冒険者BONUSの場合は確変か否かが基本的には報知されません。
連チャン中は時短が120回転になっているので、選択したキャラクターによって確変・通常の告知タイミングが変えられるというカスタムもあります。

STタイプのキャラクターは120回転まで報知しません。120回転までに当たるか否かのSTタイプのような楽しみ方が出来ます。他にもラウンド終了後に100%報知するキャラクターがいたり、リーチに外れた後告知や、突然告知するキャラクターなどを選択することができるようになっています。
確変だった場合には120回転を超えると高速消化SA48.5の神∞BOOSTに変化します。

初当たり含めHYPER眷属ボーナスが10R当たりの半分・全体の25%で発生し、その場合は神∞BOOSTに直行します。

その為冒険者BONUSは
HYPER眷属ボーナス100%(先に報知されます)
10R時確変期待度83.3%
8R時確変期待度75.0%
6R時確変期待度66.7%
4R時確変期待度50.0%
とラウンド数が大きければ大きいほど確変期待度が高くなる仕様となっています。
これも・・・ハーデスリスペクト感がありますよね。最終回転で確変だった時のドキドキ感は忘れられないですね。

ちなみに
確変だった場合120回転までに約87%が当選するため、120回転までハマる確率は約12.86%
逆に通常だった場合は約68.66%が当選しないので、120回転まで到達した段階で、かなりピンチということにはなります。

適正台数がわからない。

台数もそこまで多くないと聞き及んでいるので、取り合いになるのでは?と考えますが、最近イケイケモードの三共様とはいえど、適正な台数の選定が必要だとも感じます。

スペックは確変ループですし、クルーンもそこまで違和感はありません。
GW明けの一発目、かつ他の新台が無い時期でもありますが、分類的には特殊ミドルスペックに当たる機種だと思います。そのあたりを考慮した台数選定を心掛けていただければと考えております。

それではまた!