より重要なのはゲーム性と見せ方
諸事情でオープン後の後編再投稿となりました。稼働に関してはやや厳しい出足となっておりますが、ゲーム性は面白いですので、ここで確認していただければと思います。
内部の状況が複雑すぎて前編では説明しきれませんでしたが、改めて細分化してご説明していきます。
(「Pアレジンプレミアム」前編はこちら!)
ただし、前回の記事で記載した通りに内部的にはかなり複雑ですが、遊技しているうえではかなりシンプルにわかりやすい構成になっています。リゼロや超電磁砲のように仕組みは難しくても高い実績を残す機種もふえていることから見せ方の重要性をより感じています。
ゲームフローから解説
通常時・(超)天国すべて左打ち状態となり、大当り時のみ右打ちになる仕様となります。
①特図1のc時短 約1/148.31を引く
②c時短を引くと普図の確率が約1/22.9に変化
③平均c時短回数となる約16回転の間に約1/22.9を引く
④電チューが開放されて入賞し、1/1で大当り
⑤大当り終了後はa時短が開始される。
この状態の普図の確率は約1/4.8に変化
⑥このa時短からの大当り後の時短回数平均4回転の間に約1/4.8を引く
⑦その後は時短回数平均が4回転から平均8回に変化する(継続率約83%)
⑧約1250個が約83%で継続する超天国モードに移行する。
上記内容を一つ一つを解説していきます。
①特図1のc時短 約1/148.31を引く
特図①には小当たりが1/65536で発生するが基本的には大当りにはつながりません。
純粋にc時短 約1/148.31を引くことを待ちます。
また慶次エクストララッシュ等のc時短と違い、時短中ではあるものの実質的には時短が無い状態で、刀使の巫女の絶対無敵ゾーンやキン肉マンのチャンスゾーンと同様の状態となっています。
この状態でも特図①には入賞しますが、時短状態中はc時短抽選は行っていません。
②c時短中の事を天国モードと表記している。
このタイミングで狙う場所はヘソですが、そのすぐ上にあるスルー(普図)での抽選が1/22.9(開放秒数ロング)となります。
特図①の上にある普図の抽選の確率が、
1/1(全て開放秒数ショート)から1/22.9(開放秒数ロング)&1/1.045(開放秒数ショート)に変化します。
トータルの開放確率は変更されていません。
実質的に秒数が変化することで開放確率が変化しています。
過去に説明した超電磁砲などと同様の仕様ですね。
特図①で1/65536の小当たりは抽選していますが、中時短中はc時短の抽選を行っていません。※時短中ではあるが実質的には時短が無い状態を中時短と表記します。
③平均c時短回数となる約16回転の間に約1/22.9を引く
c時短の振り分けは11パターンで10~20回転or77回転
平均の回転数は16回転となり、この間に当選する確率は約50%となります。
10回転~20回転の時短振り分けは均等となっており約9%・77回の振り分けは約1%ではないでしょうか。
77回選択の確率はかなり低そうですが、約96.8%で当選する状態となりますね。
リーチ(ピュイ音)が20回転を超えても騒がしければその振り分けを引いていた可能性が高まります。
④電チューが開放されて入賞し、1/1で大当り
特図②は小当たり確率が1/1となっており入賞すれば小当りが発生します。
1/22.9(開放秒数ロング)に当選したら忘れずに右打ちを行いましょう。
電チューの開放時間が短いので打ち出しを忘れた場合はパンクとなります。
通常通りに遊技の指示に従えば問題ありません。打ち出しを忘れないように注意してください。
⑤大当り終了後はa時短が開始される。
この状態を(超)天国準備モードと表現されています。実はこの状態は資料等には記載されていなくて混乱します。
c時短はあらかじめ定められた図柄がそろった際に開始する時短ですが、
a時短は大当り後の時短を指します。海物語シリーズ等の一般的な時短がいわゆるa時短となります。
ただし、本機はa時短も中時短となっており、いわゆる実質的な時短ではありません。
この状態の普図の確率は約1/4.8に変化。天国モード同様に
1/1(全て開放秒数ショート)から1/4.8(開放秒数ロング)に開放時間が変化しています。
⑥このa時短からの大当り後の時短回数平均4回転の間に約1/4.8を引く
超天国準備モードの時短回数の振り分けの詳細は分かりませんが、0~12回転となります。
仕組み上で勝手に予測しているだけではありますが、振り分けの予測を記載しておきます。完全に振り分けは予測なので公式な数字ではありません。このくらいかな?と計算した試算となりますのでご留意ください。
時短0回 10.0%
時短1or2回 11.5%
時短3回 24.5%
時短4回 12.5%
時短5or6回 6.0%
時短7or8回 5.0%
時短9回 9.0%
時短10回 2.0%
時短11or12回 1.0%
平均で4回で、最大の12回転が選択された時の引き戻し確率は約94%となります。
⑦その後は時短回数平均が4回転から平均8回転に変化する(継続率約83%)
⑥で再度引き戻しすると平均の時短回数が変化することで実質の継続率が伸びます。
Sアラジンクラシックのように大当り後に連チャンすれば状態に突入!と同様ですね。
例え話に本当であればパチンコを持ってきた良かったのですが、残念ながら同様の機械がありません。
⑧約1250個が約83%で継続する超天国モードに移行する。
超天国モードと超天国準備モードの違いは2つあります。
1つ目は時短回数が変化する。
超天国準備モードの時短回数:1~12回転となります。
超天国モード時短回数:1回転・1~13回転・40回転となります。
もう一つは
当選確率モードが変化する。全て普図の抽選でありますが超天国モード内にもモードが3つ存在します。
1G連モード・即連モード・引戻モードがあり
1G連モード【当選確率1/1 時短回数1回】
即連モード【当選確率1/4.8 時短回数1~13回】
引戻モード【当選確率1/39.9 時短回数40回】
上記すべての合算の継続確率が約83%となります。
即連モードへの振り分けが約90%占めており、13回転まで当選するか?が基本的なゲーム性となりますが、先述の通り40回転までリーチ確率がアップしているようであれば遊技は続行したほうがいいでしょう。
c時短からの引き戻しと違い、引戻モードは約65%程度での引き戻し確率となりますが、当然超天国に再突入します。
各モードの突入率と時短振り分けの予測も記載しておきます。詳細に関しては不明で(超)天国準備モード同様にこのくらいかな?と計算した試算となりますのでご留意ください。
1G連モード 5.0%
時短1回 100%
引戻モード 5.0%
時短40回 100%
即連モード 90%
時短10~17回 各10.0%
時短18~20回 各5.0%
時短77回 5.0%
⑨当選確率が変化する。
最後に前回の記事では混乱するために書きませんでしたが時短回数と当選確率が変化するのは、バカボン・刀使の巫女・ひぐらしのなく頃に彩で記載させていただいた当選時の状態で変化してると予測しています。
有利状態(c時短中)×特図2当選→時短平均4回 当選確率約1/4.8
非有利状態(a時短後)×特図2当選→時短振り分け・当選確率振り分け
実際に変化する内容に関しては時短回数が初回初当たり後(超)天国準備モードでは、0回の振り分けになっていると思われます。
これは1/1の引戻モード・1G連モードの当選確率を変えられないことから逆算すると、時短振り分けを無くしていると考えるのが正しいような気がしました。
最後に
かなりシステムを説明するのに時間がかかってしまいました。
理由は簡単で超電磁砲や蒼天の拳天刻・バカボン・ひぐらしのような特殊スペックを複合させていて、その一つ一つの仕組みが難しいことにあります。
何度となく記載していますが、打感としてはここまで難しくありません。
かなりシンプルになっています。難しい仕様ではありますが、きちんと理解した上で遊技しなくても、なんとなくわかった状態で遊技していても特段問題ありません。リーチ音=チャンスだけ覚えておけば問題ありません。笑
記載している内容は公式なものではなくあくまで予測であることにご留意下さい。
ここまで読んでいただいた方向けに最近分かった情報を記載させていただきます。
断電後に天国かどうか?がわかるランプがあります。
セグランプの右から3番目・上から2段目にあるそのランプが朝イチ点灯していたら・・・・?
それではまた!