注目機種の先取りPICKUP「Pアレジンプレミアム」(前編) -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日のご紹介機種はこちら!藤商事さんのPアレジンプレミアムです。

【スペック】
二種機
特図1:1/148.31(c時短抽選) 
特図2:1/1

実質当選確率:約1/319.6
RUSH継続率:約83% 

特図2
  10R  100.0%  1250個 

スペックが書けない

スペックをどのように表記するのかかなり迷っています。
今までに前例がなくスペック表記が上手く出来ません。
どう記載すればわかりやすいのか、今後考えていきます。

ゲームフローから解説

通常時・(超)天国すべて左打ち状態となり、大当り時のみ右打ちになる仕様となります。

①特図1のc時短 約1/148.31を引く
②c時短を引くと普図の確率が約1/22.9に変化
③平均c時短回数となる約16回転の間に約1/22.9を引く
④電チューが開放されて入賞し、1/1で大当り
⑤大当り終了後はa時短が開始される。
 この状態の普図の確率は約1/4.8に変化
⑥このa時短からの大当り後の時短回数平均4回転の間に約1/4.8を引く
⑦その後は時短回数平均が4回転から平均8回に変化する(継続率約83%)
⑧約1250個が約83%で継続する超天国モードに移行する。

ただ超天国モードを目指す

8つのルートを記載しましたが、見た目上はピュイと音が鳴るのを待つゲーム性でかなりシンプルです。

出玉ありの大当たりを引いて、もう一度引いたら超天国!と覚えておけば大丈夫なので内部の仕組みは知らなくても大丈夫です。

普図確率が上がっている際はリーチ確率が大幅に上がっているので、それを目安に騒がしくなくなったらやめ時と言ってもいいでしょう。ピュイ音が癖になること間違いありませんね。

電サポなし

基本的に天国や超天国でも左打ちとなります。
右打ちするのは大当たりの間だけです。
大当たり出玉は1250個ありますが、少し減ることになると思います。

とは言え、超天国中の大当たりは1/5であることを考えると大幅に減ることはないでしょう。

その意味でもゲーム性を崩壊させるような状態の運用とならない為にある程度回せるスペック構成になっているのでその意図を汲んでいる運用を導入店舗にはお願いしたいところです。

今後のスタンダードとなる?

もはや藤商事さんの御家芸とも言える⁉普通図柄を使ったゲーム性にc時短を組み合わせてゲーム性を構築していますが、今後はこういった新しいゲーム性を持った機種がどんどん登場してきそうです。スロットのようなゲーム性がスタンダードとなる時代が来るかもしれませんね。

アレジンプレミアムの内部的仕組みは記載すると複雑で長くなり過ぎそうだったので、後編に続く!としたいと思います。