注目機種の先取りPICKUP「P義風堂々!!~兼続と慶次~3 199ver.」 -元ホール営業部長S氏の注目機種診断-

本日は11月の新機種のご紹介。まだ夏が終わってない中、もう年末の新機種をご紹介するのも時間の問題になりそうですね(笑)

さて、サイボーグ009に続き、ライトミドルの実績タイトルを「ライトミドル×LT」というトレンドカテゴリでリリースとなりましたニューギンさんのP義風堂々!!~兼続と慶次~3 199ver.をPICKUP!

ライトミドルで実績を残したタイトルをLT搭載でトレンドに合わせた時期にリリースする狙いが見えますね。前作のライトミドルも長期に渡り貢献したタイトルですので前作からLT機となってどう進化したのか、その辺りに注目して診ていきましょう!

P義風堂々!!~兼続と慶次~3 199ver. スペック

一種二種混合機
低確率:約1/199.8
高確率:約1/9.26

RUSH突入率  :約44.09%
2連目突入率  :約44.09%
下位RUSH継続率:約81.99%
下位RUSH継続率:約93.83%
残保留引き戻し:約36.67%

特図1(特図当たり)
10R通常 1.0% 1200個+α
└時短500回 下位RUSHへ
4R通常 99.0% 420個 +α
└時短1回+残保留4個 チャレンジへ

特図2(下位RUSH)
10R通常 2.0% 1200個+α
└時短500回 上位RUSHへ
10R通常 50.25% 1200個+α
└時短11回+残保留4個 下位RUSH継続
4R通常 47.75% 420個 +α
└時短11回+残保留4個 下位RUSH継続

特図2(下位RUSH)
10R通常 52.25% 1200個+α
└時短500回 上位RUSH継続
4R通常 38.00% 420個+α
└時短500回 上位RUSH継続
4R通常 9.75% 420個 +α
└残保留4個 

新・天衣無縫スペック

ライトミドルで、突入率は約44%と前作大人気のライトミドルと同等の突入率。
継続率の82%も前作同等ですね。出玉に関してはやや少なくなっているものの、ミドル機同様のポケットでの獲得を合算するとほぼ前作同等。
そして1200個(1360個)比率が52.5%になっています。
LT突入前のバランスで前作から大きく見劣りしている点がないのは、いい印象となりそうですよね。

前作のバランスを維持しながら、ややプレミアム的な立ち位置として上位RUSH(LT)を搭載してきたという印象ですが、そもそも下位RUSHの継続率が約82%であるために、RUSH突入時の約10回に1回はLTに突入するという計算にもなります。

なお、上位(LT)突入時には約94%と超強力な連荘・出玉性能を誇っています。

LT特化機と比較すると、当然LTへの道のりは遠いものの、LT非突入時のスペックを極限まで高めてLT機のひとつの可能性をユーザーに提示してきたというところでしょうね。

通常時演出

ミドルでもジワジワと一定のファンを獲得していった本機でしだが、Nチャンスアップ(いわゆる先バレ)に新規演出が搭載されています。
赤フラッシュはミドル機よりも当然信頼度が上昇(40%→60%)していますが、桜フラッシュ(ピンク)になれば約25%といった新パターンも搭載されています。

先読みチャンスやプレミア、キセル激熱、天激バイブはもちろん継承していますが、注目なのは、音量のバランス調整。こちらもしっかり健在でした。個人的にはすごく重宝する機能です(笑)

ミドル機でも先バレなしでのびっくりするような当りがボチボチありましたが、ライトミドルになることで弱リーチでのびっくりするような展開での当りなども増えそうで好印象です。

RUSH中演出

通常RUSHは一騎打ちRUSH、いくさRUSH、鉄扇キセルRUSHとミドル機そのままの演出モードになっています。
その中でも注目は、私のお気に入りであった鉄扇キセルRUSHがどのように変化しているか。ミドル機では秒数に応じた演出が展開され、その法則が崩れると・・・と、1回転ならではの、かなり手に汗握る演出が脳を刺激してくれましたが、本作ではSTタイプになることでこのRUSH法則等にどんな変化が起きているのか、皆様も是非注目して遊技してもらえると嬉しいですね(笑)

もちろん上位濃厚演出も多数搭載されていますが、こちらは文字数の関係で割愛しましょう!

極スペック×義風堂々

本機はライトミドルとしての性能は十分でありながらも、新たにLTを搭載し非常に強い出玉トリガーをプラスアルファしてきた正統後継機といったところでしょう。本来の意味でのラッキートリガー的なスペックと言えそうですよね。

ミドル機のファンはもちろん、前作のライトミドルの根強いファンにも訴求出来そうな本機。ライトミドル×LT機のトレンドはこのまま続くのか、その辺りにも是非注目していきたいですよね!

それでは、また!