皆様、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
2021年はどんな1年だったでしょうか?
業況全体を見れば厳しい1年に間違いなかったと思います。
そんな中でも年末12月のマーケットは好調の兆しではなかったでしょうか。
低貸コーナーにも高齢層が戻ってきているように感じられましたよね。
大きな爪痕を残したコロナ禍をなんとか乗り越え、そして新規則機時代への移行も乗り越え本年は明るい1年になることを切に願います。
スマパチ・スマスロ元年
今年はスマパチ・スマスロ元年になるといわれています。
オオカミ少年のように毎年言われていますが、どうやら今年こそはといった見通しですね。
現行P機やS機と差別化されるためのレギュレーションもすすんでいると聞き及びます。
現金機→CR機の時のように5年~10年かかって徐々に移行がすすんでいくのでしょうか。
当初噂されていたよりはイニシャルコストは抑えられそうだと噂されていますが、それと同時に部材不足の波も押し寄せている点はややきがかりですね。
玉やメダルに触れることがなくなる遊技機がユーザーにどう受け止められるのか、いずれにしても今後の試金石になるそんな1年になりそうです。
完全新規則機への移行
本年1月末をもって殆どすべての旧規則機が撤去され、すべての遊技機が新規則機となります。(一部エリア、一部機種では春ころまで旧規則機が設置可能ですが)
P機に関してはヒット機種が続出しており、スムーズな移行が期待できそうですが、S機に関してはまだまだ不安なところです。5号機完全移行直後も同様でしたが、パチスロ設置台数の減少、あるいは店舗数の減少がどの程度になるのか。注目していきたいです。
一旦すべてがリセットされることから、このピンチをチャンスに変えるホール法人、あるいはメーカーも出てきそうですよね。北電子のジャグラー等はまさに5号機時代にチャンスを掴んだ典型例となりました。
他にも、エヴァンゲリオンや花の慶次、牙狼といったメインシリーズ機たちも前回の規則改正後、新規則機として初めてパチンコとして登場し、大ヒットを記録しました。
今回もこういった新規版権のヒット機種がファンを拡大し、業績を引っ張ってくれれば今年は明るいかもしれませんね。
個人的にも前回規則改正時と同様、新たな版権・ビッグコンテンツの大ヒット機種の登場を期待したいと思っております。既存のシリーズ機ばかりだけでは明るい未来なんてありえませんからね。
2020年も2021年もリリースされたパチンコ新機種の約8割がシリーズ機(過去に登場したタイトル)でした。ホール様からもシリーズ機が選択される傾向は顕著で、シリーズ機と新タイトル機では販売台数に倍以上の開きがあります。
それでもパチンコでは「とある魔術の禁書目録」やパチスロの「Re:ゼロから始める異世界生活」などスマッシュヒット機が登場しつつありますよね。直近ではP乃木坂46もスマッシュヒットになっていると思います。
ユーザーが新しいものを求めるのはいつの時代も変わらないでしょう。レジャーを提供する以上、“飽き”が一番怖いことに違いないですからね。
この新しい時代にホール様・メーカー様ともに新たなチャレンジを続けてもらって業界を切り開いていってもらいたいと切に願います。
遊技機の価格
そしてもう1点、個人的に願うのは遊技機の価格についてでしょうか。
2021年は撤去対応もあり、一定の入替台数になったと思います。
しかしその反動もあり、2022年はこのままではかなり落ち込むと予想する方が多いのではないでしょうか。
入替台数のボリュームを落とさず、ユーザーに新しい商品をたくさん提供するためにも、遊技機価格(というかビジネスモデルそのもの)に新しい風が吹いてほしいと願います。
昨年はメーカー様も部材不足に相当悩まされた1年だったでしょう。この部材不足を解決しながらも販売価格を下げることができる。そんなWIN-WINな関係が構築できれば業界の未来も少し明るく見えてきそうな気がします。こちらも各社様のチャレンジに期待しておきます!
少し長くなりました。
実は今年は三重県のオールナイトに久しぶりに参加しておりまして、初打ちで見事初勝利!今年こそ赤保留昇格を目指して、素敵な1年にしたいと思います。
皆様にとっても素敵な1年になりますように。
それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします!