設備も機械もサーバーも -今日も緑保留-

お久しぶりです。緑保留です。

最近は6.5号機の導入が始まり、ぱちんこだけでなく、パチスロにも精を出しており、時間が全く足りません汗

そんなことを言っていたら、遂にスマスロの導入が迫ってきており、ファン目線でも楽しみでしようがないといったところですね。

ただ、関係者様にとっては非常に苦労が多い様子ですね。
ユニットの争奪戦、7万台とされる遊技機の確保にも大きな課題があり、専用サーバーの不足、工事業者の手配などなど、各社様奔走されている様子です。

遊技機に関しては、供給側もなんとしても第1弾として適合を取ろうと動いたメーカー様が多かったようですが、なにせ新しい試みということもあり、型式試験もスムーズではなく、なかなか適合型式を獲得することが出来ず、涙を流したメーカー様も多かったようです。

あと1型式でも2型式でも多く適合していれば、供給ももう少しスムーズであったかなあとも思う次第です。

大都のエリートサラリーマン鏡に関しては供給量確保のため、12月納品へと後ろ倒しとなり、1月納品分も含めた分納となりました。このあたりからも供給側の苦労も見て取れるところです。

ただ、この影響で先納品がなければ工事日も同一ホールで分散してしまうケースも出てきており、ホール様にとっては更に負担がふえるなど、やはり新時代を前に業界全体が産みの苦しみを味わっているといったところでしょうか。

ダブルシステム⁉

ユニットの供給・確保に関しても、様々なうわさが聞こえてきますよね。
ユニットメーカーによって供給台数に大きな差があるようで、ユニットの確保に関しては大手・中小問わず、しっかり確保出来たホールとそうでないホールの差が大きい印象です。
認証協メーカーやGCさんなどは他に比べ比較的余裕があるなどの話もお聞きしますね。

大手法人ではユニットは十分に確保できたものの、スマスロ機を確保出来ず、ユニットが余ってしまうみたいなケースも聞こえてきます。

逆にユニットが確保できていない法人様に関しては、比較的余裕のあるユニットメーカーへ店舗ごと転換するケースもありそうで、一部関東大手法人様ではダブルシステムの導入に踏み切ったという噂も聞こえます。

会員カードもPOSも精算機もシステムも何もかもダブルというわけですから、コスト負担は大きくなり、ユーザーへも一定の不便をかけることになりますが、それでもスマスロ時代の先頭を走るためには致し方ないといったところでしょうか。

ぱちんこの好業績の影で不調だったパチスロは不採算コーナーとなっていたケースも多く、その業績改善はそれだけホール法人の経営にとって大きなインパクトを与えるというところでしょうね。ビッグデータなどでも、明らかにパチスロの業績が向上していますからね。

とはいえ、パチスロのみに注力して、パチンコの業績が反比例して落ちてしまうようでは元の木阿弥。折角大きな投資をした意味がありません。パチンコの玉粗利の上昇はとどまるところを知らずといったところですが、この辺りもパチスロの業績向上の副産物として再度各ホール様が向き合っていただきたいところではあります。

業界は長くパチンコが良くなればパチスロが悪くなる、逆もまた然りを繰り返してきました。しかし、これは大きくはどちらかに対する規制強化による影響でした。

今回はPS双方ともに緩和されるトレンド。両軸で成長する可能性を秘めているわけですよね。ここ数年の業界全体を挙げての我慢と努力が実を結ぶかどうかといったところでしょう。

長らく苦しんだ業界ですからなんとかここらで再び成長トレンドにしていきたいところ。
春にはスマパチの導入も予定されていますから、業界全体が必死に汗を流し、頭を使いながら、負のスパイラルを脱却し、正の循環へと向かう道筋を描いていきたいものですよね。