令和の虎チャンネル賭けポーカー疑惑とパチンコ関連の志願者について -パーラーフルスロットルのお気持ち表明-

ぱちレボ!さんのなんかの記事で「最近パチンコ関連動画見てなくてフランチャイズチャンネルばっかり見てます」って書いてましたが、とうとうその界隈で大事件が発生して興奮しながらインターネットをしてます、パーラーフルスロットル 管理人です。

 

ここ最近、ネット界隈を騒がせている令和の虎賭けポーカー疑惑と、その令和の虎でパチンコ関連の回についてでも書かせていただこうと思います。

 

大人気YouTubeチャンネル「令和の虎」出演社長らの賭けポーカー暴露騒動

2月15日に突如Twitterフォロワー数が5万人を超えるZ李さんから暴露された令和の虎賭けポーカー疑惑。

Z李さんに関してはギャンブルカテゴリには寛大であるものの、ブックメーカーやらオンラインカジノやら、適法ではないモノにも手を出しているためあまり良い印象を抱かない人もいらっしゃるかと思いますが…

 

発端となったのは令和の虎へ志願者として登場して出資を受けた後、大きく事業を成長させて、逆に出資側である虎として出演するようになった、「おウチでまじ牛タン」を販売するSGGKという会社の倒産。

倒産以前から出資していた令和の虎の社長側との折り合いがつかなくなったり、周りに不義理ともとれる形での倒産であったことから、令和の虎やフランチャイズチャンネル界隈では騒ぎになりました。

しかし、状況は一転してそのSGGKになんらかの出資をしていたとするZ李さんが、SGGKの條社長と接触して事情説明やスマホのやり取りを確認したことで、賭けポーカーへの参加や不明瞭なインフルエンサー起用料金の請求など、令和の虎や出資していた社長への責任を追求するかたちで今回の暴露事件へと発展。

 

と、流れは多々ありましたが令和の虎出演社長達の賭けポーカー疑惑の証拠となり得る画像ツイート。

詳しいまとめ記事:https://parlourfullslotl.com/archives/65772

 

太古の昔くらいに吉田栄作さんをテラーとして起用して日本テレビで放送されてた「マネーの虎」という投資番組。

その中期から出演して人気を博した当時の株式会社モノリス岩井良明社長の会社で運営されている「令和の虎」というYouTubeチャンネルですが、マネーの虎の5人の社長が志願者のプレゼンを聞いて出資するなどフォーマット的には同一のものとなってます。

その出資側の社長達がポーカーで賭けを行っていた証拠となるLINEが流出して大炎上を起こしています。

 

パチンコ業界的にもこういった違法賭博事案は歓迎されるべきものではなく、賭け事の代表としてパチンコにもあらぬ横槍が刺さることも多々あるような事案かと思ってます。

本件はそれ以上に「日本初授業をしない塾」を謳っている武田塾を運営するA.ver社の社長である林尚弘氏やそのフランチャイズオーナーである社長達、カード賭博とは無縁ではない立場である「マジック・ザ・ギャザリング」専門のカードショップ等を全国展開する元マジックプロのトモハッピーこと齋藤友晴社長などが関与しており、教育業界・カード業界にも波及する大炎上へと発展しました。

 

賭けポーカーに関与した社長に関しては令和の虎から降板させるという運営サイドの告知もありつつ、チャンネルそのものがしばらく投稿中止という事態へ…

また、令和の虎にて出資を勝ち取った、海外でカジノディーラー養成スクール開校や新宿でアミューズメントカジノ開業予定だった人物及び出資者も参加していたことからカジノ産業側からもツッコミが入っているようです。

 

令和の虎パチンコ関連回

先程も説明しましたが、令和の虎のキラーコンテンツである「タイガーファンディング」、過去に日本テレビにて放送されたマネーの虎と同様の形式で虎と呼ばれる社長達にたいして志願者がビジネスプランをプレゼンし、やり取りの結果出資を受けれるかどうかという番組方式。

その中で、パチンコ関連の事業や人物などが登場した回をざっくり紹介しておきます。

 

移動式託児所の回

志願者が10期目の会社の代表であったことや通常の託児所運営をしている事から法律面に関しても間髪入れずに説明・事業プランもしっかりしていた回。

大型バスを改装して、保育士の常設や設備を充実させた安全面・衛生面を整えた移動式託児所を作り、コンサート会場・不動産の内覧時・パチンコ店へと派遣するという社会的意義のある内容で、すでにパチンコ店へ声をかけて実現した際には利用してもらえると説明されています。

また、その際のパチンコへの依存や車内放置事案にも触れられ、企業のコーポレートイメージ向上のために呼んでくれるという部分などパチンコ店の施策としてしっかりと練られてて見応えがありました。

 

令和ベストテン 運営会社社長回+再チャレンジ回

パチンコ系YouTubeチャンネル「令和ベストテン」を運営している会社の社長が志願者となった回と出資が受けられずに再度別プランで再挑戦した回。

 

YouTubeチャンネル運営に詳しい虎が並ぶ中で、令和ベストテンの伸び方やチャンネルとしての強さを褒められつつ、事業プランが受託型の広告制作番組という難しい話でありながらも自身のYouTubeコンサル能力を問われるも一番伸びているチャンネルですら「令和ベストテン」レベルという部分を突っ込まれ一発屋扱いされていましたが、昨今のパチンコホールが運営する実戦番組に通じる先見性がある内容でした。

 

パチプロミュージシャンの全国ツアー資金志願回

事業プランよりも志願者のパチプロとしての活動で食べている話の方が突っ込まれた回。

 

全国からパチプロの弟子希望者が来るレベルのパチプロとして生計を立てているミュージシャンの志願者さん、ですが47都道府県ツアーをミュージシャンとして志願しているのに、奥さんと飼い猫を引き連れてパチスロで47都道府県旅打ちを制覇しているというなかなか凄い経歴。

しかしながら、パチプロは仕事と思えない、という一言まで飛び出る、パチンコの世界を知らない人にとってのパチプロの見られ方がわかる面白い回でした。

 

パチンコゲームセンター回 VSひろゆき

TikTok等による令和の虎切り抜きブームから登録者数が爆発的に増えていた2022年に入ってから、事前に配信予告までなされたひろゆきが虎側で出演する特別回。

 

コロナ禍当初から顕著に「パチンコ」を叩いてた2ch創設者ひろゆき氏、パチンコ業界の人も都度憤慨しているのをTwitterでよく目にしますが、それを知ってか知らずかひろゆき初登場回にゲームセンターとはいえパチンコ系の事業を当ててきており、そもそもひろゆきは性格的にお金を出資する気がない前提もあるためか、ひろゆきVS現在パチプロである志願者のやり取りが大半を締めています。

事業プラン的には幸手チャレンジャーオーナーひげ紳士さんらの福生市のゲームセンタータンポポをリスペクトしている志願者がパチンコゲーセンを作りたいという事業プランに対して「めちゃくちゃ儲かる」と豪語するも、パチンコ業界より先に壊滅的に店舗が減っていったゲームセンター業界の事も考えるとあまりに安易過ぎる考えかなと思いました。

 

まとめ

と、暇な時に見始めたら面白くなり、過去動画含めてタイガーファンディング全話見たはずですが、抜けがあったら申し訳ございません。

 

発端となった「おウチでマジ牛タン」條社長は、パチンコ業界のセミナーにも登壇してましたし、パチンコ店にも牛タンを景品として卸しているといった話を聞いたことがありますが…

 

本件に関わらず、昨今のインターネットの炎上は便乗・飛び火がかなり多くなったイメージで、今回の件でもトレーディングカード業界やeスポーツのプロプレイヤーにまで飛び火、ほぼ一緒に暴露された配信関連企業会長の1000千万円単位の賭け麻雀などなど過去の掘り起こしまで始まって、中々炎上が沈下しない事も多いかと思います。

カジノという観点でもそうですが、ポーカーそのものに関してもパチンコ関連の会社が関連事業やアプリ立ち上げをしている状況で大きな影を落としたと感じてます。

 

麻雀やポーカー事態には罪はないのですが、賭け事がプラスされた時の威力反響が今後大きくなりそうな気がしますので皆様も「一時の娯楽に供する」程度の適度な遊びを心がけていきましょう。