スマスロ北斗の拳から見る老舗版権機種ってもう初代が好まれるっていう状況は違うんじゃないかな?と思っている話 -パーラーフルスロットルのお気持ち表明-

CRAハイパー海物語INカリブSAE がなかったらパチンコにハマることも誰の得にもならないパチンコのまとめサイトを作ることもなかったパーラーフルスロットル 管理人です。

カリブの話をすると、大量導入し過ぎ・ユーザーから拒絶されて動かなかった責任を取らされたパチンコ業界人さんが耳をふさぐらしいですが、私としてはカリブ甘は一番打ち込んで本当に楽しかった時代の一機種だと思っております。

思い出補正強めですが。

 

なんとなく思ったことを適当に書いてぱちレボ!さんに掲載させていただいている駄文ですが、今さっきTwitter見ていて思ったことを今回も書いていきたいと思います。

「初代完全継承」でスマスロ北斗の拳が出るという話と営業資料の一端が出ていますが、「初代」を歓迎している層ってどのくらいいるのかな?と思うことがまとめ記事へのレスポンス含めて増えてきた印象なので、私の思っていることを書いていこうかなと思います。

 

パチスロ北斗の拳という伝説の機種

私自身が平成生まれで法律上ほとんどの人は合法的にパチンコ店で4号機を打てなかった世代という前提で…

初代の「パチスロ北斗の拳(2003年)」は全台北斗の拳だけという専門店があったという伝説があるほど大人気機種だったという話を聞いております。

 

一方、私がパチスロを7が揃えられるレベルで打てる様になった頃にホールにあったのは「北斗の拳2ネクストゾーン将」くらいで、その後にスピンオフ的な立場の蒼天の拳初代が出てきた記憶です。

初代蒼天の拳から1年ちょっとでやっとまともな評価を得られた「北斗の拳 世紀末救世主伝説(型式名 北斗の拳F)」で5号機北斗がやっと動き出したという印象で、ゲーム性が大幅に変わった「北斗の拳 転生の章」が世紀末救世主伝説の約一年半後に出てきました。

以降、世紀末救世主伝説の続編的なシステムで作られた「北斗の拳 強敵」もありましたが、そこそこな感じであり、以降5号機の規制締め付けとともに機種名すら覚えてない北斗の拳さんが量産されていった記憶だけが残っております。

ちなみに、ぱちレボ!運営さんに調べてもらったデータだと

2003年11月 北斗の拳 55万台

2011年12月  北斗の拳~世紀末救世主伝説~ 17.5万台

2013年 6月 北斗の拳 転生の章 11.5万台

2015年 9月 北斗の拳 強敵 7.9万台 

 

そもそものスタートはパチンコからの様ですが、コンスタントに作られ続けて未だに続いている版権としては最長なのではないかな?と勝手に思っております。

が、その弊害的なモノとして「初代継承」という言葉が非常に引っかかってしまうのが、4号機世代じゃない人の様な気がしています。

 

初代北斗アピが刺さるのはオッサンだけ

Sammyさんがオッサンに刺したいならそれでいいし、若者へのアピがあるならそれもいいとは思うのですが…

ざっくり平成生まれには4号機の事は基本的にわからず、わかったとしても北斗全盛期の設定推測やらホールの設定状況がわかる人など皆無ではないかと思ってます。

全台設定1or2というホールがあっても珍しくない昨今で、初代北斗の拳が存在していて楽しいのか?解析が導入1日2日で出てしまい専業やプロの餌食になる現状は楽しいのか?と、非常に疑問に思う昨今のパチスロそのものの問題もある一方で、私の中で疑問なのは「初代継承」という謳い文句です。

 

2003年にデビューして伝説と化した北斗の拳ですが、私からすると打っていないため北斗の拳といえば5号機の「転生の章」だったりします。

世紀末救世主伝説とはガラリと変わったゲーム性・今まで流行っていたパチスロではなかった勝舞魂を集めるゲーム性など斬新でチャレンジスペックの様なものを北斗の拳のIPで出した凄さ~の様なありきたりな話はさておき純粋に面白かった機種だったと思います。

モードが良ければ勝舞魂が貯まりやすい・勝舞魂が貯まればATが終わらないという一撃的な期待感が凄かった印象です(実際にはシンサウザーのコンボで一気に減るヒキ弱展開で終了)

みたいな話を書くと止まらなくなるのですが、5号機世代の私とすれば北斗の拳=転生というイメージなのですが…

(同様の事を言っていた方もいたので記事にまとめてみましたが:スマスロ北斗の拳って、初代より転生で出てほしかったよね)

 

4号機の人はきっと初代で、転生が認定切れした後の世代の人は何になるのかは知りませんが…

皆様が思う「パチスロ 北斗の拳」って一体なんなんでしょうね?

 

初代継承って言われても、2003年から20年経って19000枚コンプリート機能出るか出ないかみたいな時代に果たして初代を理解しつつ19000枚を夢見る人ってどの程度いるのだろうか?

実際には裏モノが存在して、今の様に借金の総量規制も存在しなかった、ある意味湯水の如くユーザーもお金が用意できた時代ですし。

 

なんとなくゲーセンで打ったり・ふらっと泊まったホテルに何故か初代北斗の拳があったりして打ったこともある平成生まれの人もいるのでしょうが、JACゲームとはなんぞや?(6号機でも搭載できないらしい)とか、CGガタガタとか思いながら見ている程度が初代感あっていいんじゃないかなぁと思っております。

初代ネーミングってそんなに強いのかな?と非常に疑問に思っておる5号機世代です。

 

パチンコだってそんなに初代推さないよ

ここまでパチスロ北斗の拳シリーズについて書いてきましたが、パチンコに反転して考えてみたいと思います。

というのも、適当にまとめてそこそこ反響のあった記事パチンコCR機で一番面白いパチンコ「北斗の拳 剛掌」に決定するの反応を見て思ったこともあるため。

パチンコはパチスロ以上に見た目上のスペックやら当たらせ方に規制がかかったと思っているのですが、私が「2確2通」時代と呼称している、399突破しても30%くらいで潜伏確変・20%で出玉なし通常という時代の機種が未だに崇め称えられている事がちょっと気になっています。

 

「初代」に的を絞って書いているので、CR花の慶次~雲のかなたに~もモード移行システム的な潜伏確変・潜伏通常メインの機種で、更に言うと7セグランプじゃなくて独特な花びらランプのせいでガラケー時代であってもなれていないと判別しにくい確変セグだったと記憶しています。

また、初代のCR牙狼はその対極にあってセグは関係なく通常時で当たったらRUSHか時短なしかの2択状態だった事から好まれていた一台だと思っています。

 

そんなこんなですが、初代花の慶次の負けたら2ラウンド通常出玉なしというゲーム性からいつの間にか転落抽選機・初代牙狼の1種2種という謎のスペックを確立されたところからロングSTになり最後は初代彷彿の約1回転決着へと進化?と捉えるかどうかは別としてその時代の規制に合わせたスペックへと進んでいるなぁと思っております。

もっというと、CR北斗の拳の初代は1/318.5の1/2連チャンで2100発なんで、初代継承ってパチンコ出すことは無いでしょうねって思ってます。

 

エヴァンゲリオンだけはうまかったよね

長期化しているシリーズの中で、特筆すべきはエヴァンゲリオンだと思っております。

パチスロはまごころを君にや約束の時までである程度完成され尽くしてその後が蛇足、パチンコは2~5作目くらいまでで議論が分かれたりしていますが、単独での最新作だった「新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜」が大ヒットだったことが少なからず嬉しかったです。

エヴァ14と言われていた「新世紀エヴァンゲリオン 〜シト、新生〜」の時くらいから過去作リメイク的な要素はあったって、この現象があっても良かったと思うくらいに演出面のメインは一緒だったはずなのに何が違ったのでしょうか?筐体なのかハンドルなのか最強リーチ演出なのか、この辺だけちょっと気になってます。

というのも、打ってない人や時代が違う人に説明すると、エヴァンゲリオンの1~4、特に4くらいの演出だけで楽しめるシンプルモードが搭載された点が大きい気がしています。

無駄に煽らず・無駄に擬似らず・無駄に発展せずという、よく言えばあっさり・悪く言えば何も起こらない演出なのか”ハンドルのおかげ”なのか久々のエヴァ大ヒットがちょっと嬉しかったりしました。

が、ヱヴァンゲリヲンの時代が終わったのに未だに新台導入でヱヴァって書いているホールはだいたい潰れると思っているのでもうちょっと導入台に愛着を持ってもらいたいなぁと思います。

 

まとめ:みんな思い出の中で生きている

他人のことを散々老害と言ってきた私ですが、最近だいぶ自分自身を老害だと自覚してきております。

もう、今の機種より昔の機種の話のほうが詳しい時点で老害だと思うのですが、最近は懐古が激しくなりすぎて、CR忍魂やらCR花札物語やらパチスロも初代忍魂とかスカイラブ2とか思い出補正に色眼鏡をかけたくらい昔の機種が恋しくなってきました。

 

この感じで10年後20年後に、6.5の犬夜叉は~スマスロのヴァルヴレイヴが~と懐古して語り継いでくれる人がいることを祈っております。

 

最後に、どうしてもハイパー海物語INカリブが打ちたいので三洋さん続編お願い致します。

地中海復活させたんだからカリブにもワンチャンください!

 

以上