こんにちはめんつゆです。
まだまだ暑さが続きますね。避暑地としてパチンコ店で遊ばせてもらってますが、パチスロにおされっぱなしだったパチンコにも少しは改善の兆しが出てきているのではないでしょうか。
4月から導入が開始され、スマスロと比較しても稼働が今一つだったスマパチに関しても、9月に登場した「eソードアートオンライン」の稼働が絶好調のようですね。
同社の前リリース機「e必殺仕置人」と比較しても導入2週目以降のアウトの下げ幅が少ない傾向が見られます。残念ながら筐体の形状の影響もあって「顔認証データからの遊技時間」等の測定結果では比較ができませんが、実際にいくつかのホール様の稼働状況を見ていると20~30代の遊技者が中心で、着席時間も長いように見受けられますね。
さて6月頃からスマパチの新機能として噂されている「ラッキートリガー」なる機能。いろいろ条件があり、中でもラッキートリガーでの総量が9600個までと過去のMAXタイプと同等の値まで獲得玉数が増加することとなります。
今までの総量6400個では、一度の契機で3000個等の大出玉を持つようなスペックにおいては継続率を高めることができず、上位モード搭載機についても下位モードでは継続しづらく、上位モードでも81%×ALL1500個と変わらないようなそんなイメージが多かったと思います。そういった意味では上位モード搭載機の出玉強化が一番分かりやすいのではないかと考えています。
そして、11月にリリース予定のリゼロ2、表向きのスペックは前作のバージョンアップ的な作りで、イメージもしやすくわかりやすい仕様にはなっています。
しかし、スペック設計の側面からは「え?どうやってんの?」と謎が謎を呼ぶ仕組みでした。
前作も電チュー内に配した「特電作動口」によってシームレスな3000個大当りを実現していましたが、今回も新しい機能を搭載しています。
リゼロ2では下記のような特図・普通図柄の構成となっています。
盤面中央ヘソが普通図柄…。ということは
右打ち中の3000個当りの時に電チューを開かせるためのゲートに関して、通常時から右打ちした場合、ゲート通過率やベースがヘソよりも高い場合は、いとも簡単に攻略法が完成してしまいます。
今回リゼロ2では右のゲートは電チューが直接作動する「普電作動ゲート」となっていて、通常時に右打ちしても電チューはショート開放するのみでほぼ入賞が不可能となっており、そういった攻略対策を行っています。普電作動を直接行う機種は過去機種で言うと「CRダイナマイトキング」の上部電チューを想像して頂ければと思います。
恥ずかしながら、普通図柄作動口と普電作動ゲートの2つを同時に搭載して低作動状態と高作動状態の二つの状態を搭載したり、さらには大当りや小当り用の大入賞口を搭載することは規則的に不可能だと思い込んでいました。
前作のリゼロ、そして本作と大都技研さんの開発力はぱちんこでも高いと言え、またチャレンジを承認してもらえる素晴らしい環境があると感じました。私が担当だったらどんなに時間かかっても質問書を出してからじゃないと恐ろしくて実装することはできません…。
今回のリリース時期を考えても質問書を提出して返答を待つスケジュール感で開発したとは思えないスピード感があり、大都技研さんのスペック担当者の発想力と度胸は見習うものがあるなと感じました。
そしてこの仕組みとラッキートリガーを組み合わせることで…。
いままで少し難しかったスペックの実現出来そうです。
今後もぱちんこの可能性はまだまだ広がっていきそうですよね。
是非楽しみにしていただければと思います!