12月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

今月絶望的に当りが引けず毎日水筒と自作のお弁当をもって節約を強いられた毎日を送っている一般開発者、めんつゆです。

ハイミドルのヘソ1個賞球ばかり打っているために、あっという間にお小遣いもなくなり、一縷の望みで扱いのいいエヴァを打つものの今月は累計で1500回程度大当りすら引けていません…。

こんなときベースが低い機種が多いことを恨み、弊社の組合担当者にヘソ賞球数内規を復活できないかと冗談交じりに伝えたところ一蹴されて悲しみが倍増しました。
ヘソ賞球を縛ると下限確率が内規で決まっている以上、どうしてもTYが低くなってしまうのでハイスペックが作りづらくなるという理由からメーカー的発想では仕方ないのですがね、、、

さて、今回も12月納品予定の主力機種の簡単なシミュレーションを行いました。
12月はいよいよ最新エヴァが登場しますね。

※大海5ブラックに関しては、海物語シリーズはアタッカーオーバー入賞率が高い傾向がありますが、オーバー入賞条件を他機種と同一としているため出玉率等は低めの表示となっています。

今回も基準出玉率は甘辛比較のためにS5.5、B23で統一して出玉率を算出しています。
また推測運用Bは分岐S算出用にヘソ賞球毎のベースを設定しています。
どちらの値も実際の運用値よりも若干高いかと思いますがご参考までにご確認頂ければと思います。

今回はやはりエヴァの販売台数も多いので、前回も同じ表を提示致しましたが、過去のエヴァとかぐや様との比較を行います。

若干前作やかぐや様よりも甘い傾向がありますが、他入賞口周辺のゲージによって微調整されていると想定されるため、実質運用ベースはビッグデータ上では14~15程度と推測され、運用に大きな支障をきたすレベルではないかなと思います。

SANKYO社の設計は、毎機種市場想定値の精度の高さに加え、ブレのない甘辛の設計基準を設けていることから、ホールの運用は他メーカーと比較してトップクラスに扱いやすいと感じます。

出玉設計を行う際に社内基準値が厳守されている場合、実現したいポイントをスポイルする必要が出てくるため足枷になるケースが多いのですが、ポイントを明確にしつつホールの扱いやすさを考えた設計を毎機種実現しているのは、同じ開発者として理想的と感じます。

またスマパチ版ではTSが下がったことによって玉単価が異なることも想定されるため、利益率管理のホール様においては、この辺りも考慮した運用も検討して頂ければと思います。

今作はシン・インパクトラッシュへの突入率重視のスペックになっているため、前作以上の成功体験が高くなったゲーム性となっており、初動はP機登場以来のぱちんこ稼働最高数値を記録したe Re:ゼロ2と共に、停滞したハイミドル市場の新たな起爆剤になることを切に願っています。