10月の新台性能比較~! -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。

京楽産業.さん、まどマギや仮面ライダー電王が好調な稼働で、最近はパチンコを打つとき京楽機に走ることが多くなりました(笑)

その要因ですが、ラッキートリガーを主導したメーカーとあってなのか、スペックも画一的なラッキートリガーという感じではなく、むしろ毎回新たな手法でプラスアルファしつつ、演出との親和性も高い作りに仕上げていて、この辺りが高稼働につながっていると感じています。今後のラッキートリガー機のヒットに向けたヒントにもなりそうだなと感じています。

仮面ライダー電王に関しては、ラッキートリガー新内規の複数の合わせ技で完成度も高く、数値面でのセールスポイントを抑えつつも、ホール運用にも配慮した設計となっていて、自社機開発の参考にさせていただいております(イマイチうまくいってない…)

このコラムでも以前からお話させていただいていますが、へそ1個賞球による低ベース化の影響で千円スタートが下がり、遊ぶには厳しめの機種が増えている中、最近はへそ賞球を増やしたり、極端なベース低下を防ぐゲージ構成を採用したり、あるいはスペック自体をやや辛めにしたりなどなど、多くのメーカー様が試行錯誤していますよね。ラッキートリガーで一時的に活性化しつつありますが、過度な低ベース・高性能(粗利面で甘すぎるの意)のフェーズは終わりつつあると思います。

ではそのあたりを踏まえて(笑)恒例の主力機種シミュレータ結果を表にまとめました!

※推測運用Bをヘソ1個賞球機は15、へそ2個賞球機は20、ヘソ3個賞球機は23で分岐Sをシミュレーションしています。
※基準出玉率は甘辛比較のためにS:5.5,B23で統一し出玉率を算出しています。
※表中のLT機のTSは全ての大当りを加味した確率であるため、営業資料の値と一部異なります。

結果を見ると、ルパン三世や乃木坂46がやや甘めの数値で出ていますね。
どちらもへそ賞球1個での機種であり、運用面でどうなるのか若干不安が残ります。

009に関しては、直近機種の流れとして辛めの機種リリースが続いていたニューギン機の水準から1ランク程度は甘めになっていますが、個人的にはSANKYO機同様に(今月は宇宙戦艦ヤマトも同程度の設計)バランスがいい設計になっているなと感じています。(基準出玉率103%前後がベストという考えです。)

毎機種ですが、一部公表されていない数値があり(SAやBA、イレギュラー処理)若干数値が異なる点があるかと思いますが、今後も引き続きご参考にしていただければ幸いです!