6.5号機第一陣の激戦は、話題性や中古価格の高騰など犬夜叉が一歩抜け出た印象も受けますが、実際の某全国データでは7月19日週以降カバネリが首位をキープしており、稼働においてはカバネリが一歩リードしているという状況となっております。
ということで今回は前回の犬夜叉に続きカバネリの導入後評価を書いていこうと思いますが、その高稼働の影響もあり自分はまだ本機をホールで打てておりません汗
ニワカ意見になってしまいますが、何とか情報を集めた上での自分なりの考えとなりますので何卒ご容赦いただけますと幸いです。
参考までに、事前評価はこちら→「6.5号機としての性能予想【カバネリ】【鉄拳】」
スペック
スペックとしては事前予想の通り6.2+αかなという印象があります。
とは言え有利区間を頻繁に切ってリミットを感じさせないスペックは既存の6号機と比べて十分魅力的な仕上がりになっていると思います。
またコイン単価は2.8円程度と犬夜叉やアクエリオンより低く、期待度の高さからか高設定の投入比率が高いこともあって出率99%前後とやや甘く動いていますよね。
ちょこちょこ当たって持ち玉が出来るところや総じて甘いところが高稼働の要因の一つかなと思います。
犬夜叉の荒波スペックと棲み分け出来ていて食い合わなかったという点も大きかったのではないでしょうか。
高射幸を好むプレイヤーは犬夜叉へ、バランスタイプを好むプレイヤーはカバネリへ、と各々のターゲットをしっかり掴んでいる状況ではないかと思います。
やめさせないゲーム性
通常時には3つのCZがあり、通常ステージでは各々に対応したアイコンが存在。
個別に高確示唆してチャンスを煽りますが、あっちが消えたらこっちが点いて、こっちが消えたらそっちが点いてと、タイミング次第ではやめたくてもやめられない状況を上手く作り出せるゲーム性となっています。
「Sこのすば」も似たようなゲーム性でしたが、サミーさんはこの手の仕様を作るのが上手ですね。さすがです。
また、100G・250Gのゾーンがかなり濃いようで7割くらいが250のゾーンまでにボーナス当選という点も大きいですよね。
「S麻雀物語」などもそうでしたが、即ヤメ出来ない振り分けになっている機械はやはりその分の稼働が伸びる傾向にあります。
こういったやめさせないゲーム性やバランスも高稼働の大きな要因だろうと思います。
販売戦略
皆様ご存知かと思いますが本機はトップ導入の7月3日週は関西圏、2週後の7月19日週に関東圏という形で時差導入となっておりました。
過去の例から見ても時期をずらして分納されると、全国BIGデータ上での稼働の落ちは少なくなるわけですが、本機はむしろ7月19日週に大きく稼働が上がるという結果となりました。
ちなみに導入台数の比率は7月3日:7月19日=1:2程度となっていたようで、後ろの関東圏の導入台数の方が倍以上多かったようです。
もちろん部品調達の問題などやむを得ない事情があったのかもしれませんが、
今回はおそらく「沖スロやギャンブル機が好まれる西日本は少なく・新台やアニメ版権の機械が好まれる東日本は多く」という販売戦略に基づいて営業されたのではないかと勝手ながらに想像したりします。
犬夜叉の記事でも書かせていただきましたが、カバネリについても機械の特性や地域差を踏まえた市場の動向をよく理解した上での販売戦略・営業努力も高稼働の要因の一つではないかと思います。
(自分は営業サイドの人間ではないので勝手な想像です笑 全然違ったらすみません汗)
以上、ここまでカバネリの導入後評価でした。
6.5号機は最高のスタートを切れたと言っても良いかと思いますが、第一陣の中でも犬夜叉・カバネリ・アクエリオンの3機種が特に良かっただけ、と捉えてらっしゃる方もいるかもしれません。
ですが自分はこの後の機種たち、第二陣・第三陣でも素晴らしい結果を残す機械が登場してくるのではないかと予想しております。
引き続き、6,5号機そしてスマスロへ向けてご期待いただければと思います!
さらに業界を盛り上げていけるよう、開発陣も鋭意努力してまいります。