スマスロの性能予想【Lサイボーグ009】【L戦国乙女4】-とある開発者の独り言-

気付いたら7月ももう下旬、「Lバイオハザードヴェンデッタ」の導入が始まっております。
バランスを重視したスペックで台数もかなり入るようですので、どんな動きをするか楽しみですね!

8月初旬にも多数のスマスロが導入予定で、その後はすぐにお盆期間。業界全体の盛り上がりに期待したいところです。

今回は、そのお盆明け後の入替タイミングとなる9月初旬導入予定のスマスロ「サイボーグ009」「戦国乙女4」の性能予想を書いていきたいと思います。
どちらもバイオと同じくバランス重視のスペックとなっているようで、個人的にはかなり楽しみな2機種です。

サイボーグ009

ニューギンさんのスマスロ第二弾。前作はフィールズさん販売でしたので、純粋なニューギンさんという意味では初とも言えるかもしれません。

パチンコではニューギンさんの代表的なシリーズ機となっており、これまで多くの機種がリリースされてきましたが、パチスロではニューギンさんからは初の登場となりました。
「加速装置」というキーワードがパチスロのゲーム性とマッチする親和性の高い版権だなと思います。

基本スペックとしては、ベース約39Gでコイン単価約3.2円とのことで比較的穏やかなバランスとなっている印象です。特にベースに関しては最近のAT機が30G代前半の機種が多い中でかなりコイン持ちが良いと感じる打感になりそうで、稼働にも効いてきそうです。

また設定6の出玉率が114.9%とMAXになっており、朝から打つプレイヤーの選択肢には優先的に入ってくるでしょう。
CZ、ATの確率にはそこまで大きな設定差がなく、すぐに看破されてしまうことも無いであろうと思われる点も好印象です。

AT中のゲームの流れはカバネリのイメージかなと思いますが、STが9G・ATがベルナビ3〜33回とのことでかなりスピーディーな展開になりそうです。ダメな時にサクッと抜けて少量の出玉しか取れないことが多いとストレスに感じそうな点が心配ですが、元の継続率が高いのでそうなる頻度は少なめでしょうか。

通常のATで1300枚獲得すると有利区間をリセットして上位ATへ移行する貫き仕様となっているようで、ここの打感もカバネリに近いイメージになるのかなと予想します。

上位ATがかなり強いので貫いた時の出玉感はそれ以上にありそうですね。
仕様的に有利区間の上限で獲得していた出玉が無駄になってしまうという見映えになることは無さそうなので、そこのストレスが無い点も高評価かと思います。

通常時は浅い周期で当る頻度が高いようで、即ヤメ対策もしっかりされていそうです。とはいえAT確率は近くないので、特定の周期を抜けると天井まで連れて行かれる頻度が高いバランスになっているのでしょうか。ここはもう少し情報が出てこないと何とも言えないですね。

演出面の情報が分からないので何とも言えないところではありますが、スペック、AT性能・貫き仕様など個人的に高評価のポイントが多く、平均を超える結果を残してくれるのではないかというのが自分の予想です。

戦国乙女4

オリンピアさんの人気シリーズがスマスロで登場です。
パチンコもパチスロもしっかり結果を残しているタイトルですので、本機も期待が高まりますね。

ゲームフローは初代パチスロ戦国乙女を踏襲し疑似ボーナスからRUSHを目指す構成。初打ちでもゲームの流れをすんなり理解出来るであろうという点は好印象です。
通常時はモード管理によるゲーム数テーブルで疑似ボーナスが放出されるタイプとのことですが、注目ポイントとしてはAT中もモード移行・ゲーム数テーブルが引き継がれ、さらにATが終了してもそれらが引き継がれるという仕様。ATが終わった際にボーナス間のゲーム数が進んでいたり濃いゾーンだとやめづらくなりますし、天国ループしていたならATが終了した後もボーナスがループしてATへの復帰に期待出来る。有利区間ゲーム数の上限があるメダル機では実現が難しい、スマスロならではの仕様になっていると思います。

スペック的にもベース約32G・コイン単価約3.3円と王道のバランス。
設定6の出玉率も113%と高い設計になっており、朝から打つプレイヤーの選択肢には十分入ってくるでしょう。
ただ、基本滞在する疑似ボーナス・ATの純増がずっと2.5枚で、頻度の低いであろう上位ATのみ純増5枚となっている点は、夜から打つプレイヤーには敬遠される可能性もあるので少々気になるところです。

貫き性能は、差枚上限で有利区間リセット後天国モード+AT70%ループという仕様となっているようです。荒波マシンと比べると見劣りはするものの、完走後にさらなる一撃を狙える性能にはなっているのではないかなと思います。

演出面も新キャラを投入しつつおなじみの見せ方もしっかりおさえており、ファン納得の仕上がりになっているように感じます。
トータルバランスの非常に良い本機、こちらも平均を上回る結果を残してくれるのではないかと予想しています。

以上、9月初旬導入予定のスマスロ性能予想でした。
今回ご紹介した2機種、どちらもメイン機種になり得る機械ではないかと感じております。
実際に市場でどんな動きになるか、是非皆様もご注目いただければと思います。