年収チャンネルのマルハン内情暴露騒動に反応する業界人に思うこと -パーラーフルスロットルのお気持ち表明-

確定申告が終わってルンルン気分で東京に行ったら、10年ぶりの花粉症を患ったパーラーフルスロットル 管理人です。 花粉症は甘え・ただの気のせいだと思って、全てを無視してやり過ごす事にしております。

今回は先日業界Twitterを賑わせた年収チャンネルの「マルハンさんの粗利7割」から始まるトンデモ暴露についての、業界人さん達の反応について書いていきたいと思います。

 

騒動の全容

年収チャンネルという、学生の就活や転職などに関する情報・企業の従業員からの話などで構成されているYouTubeチャンネルで、マルハンの元?社員さんが出演して話していた内容がTwitterなどの業界人さんの間で批判されたことがスタートです。

「マルハンの粗利は7割」というとんでもないボッタクリ店の様な発言であったり、三店方式に関しても「ホールが客にお金を渡せば二点方式」などの一切景品問屋さんが介在しない話をしていたり、「友達が遠隔操作をしている会社にいる」などパチンコ大嫌い勢がお喜びになる間違った情報を配信。

その後騒ぎになっているためか、直接連絡したマルハンさんなのか業界人さんがいたのかわかりませんが動画を非公開にして釈明動画を投稿しました。

 

元動画が非公開のため業界人が切り抜いた動画

 

釈明動画にてパチンコ業界のイメージを向上させたい人と撮影することになったとの宣言もあり今後もどうなるのかな?と思うところです。

 

年収チャンネルでの出演者選定基準

今回マルハンの従業員?元従業員?と称される方をそれが真実なのかどうかもわからず出演させ、その後の釈明動画でも言われていますが、現在は動画出演していた方とは連絡が取れていない状況とのこと。

その程度の方を出演させていると言われればその通りではあるんでしょうが、チャンネル内では動画に出演したい人を募っているとともにTwitter上などで目立っている業種のアカウントなどにDMなどで出演依頼を行っているといわれていて、たまにその依頼DMが失礼な内容だという事で晒されたりしています。

出演料は自分のコンテンツやプロダクトの宣伝or1万円を貰うと噂されており、今回は後者なのかな?といった内容かと思います。

 

オファーや日程調整などの準備期間はあれど、1日15本近くの収録を行っている年収チャンネルさんからしてみれば真偽を確認するという流れもなく、ドッキリ動画でもありましたがオファーに関しては社長の株本さんが関わっている感じはしないので、ある程度適当に部下が行っているのかなという印象も受けます。

 

今回の騒動に関して業界人さんに思うこと

私自身は、果たして今回の件でマルハン従業員でもない業界人さんがこんなに騒ぐ必要があったのだろうか?と思っています。

もちろん、パーラーフルスロットルとしての記事の内容の糧になってありがたいという一面があるのも事実ですが、悪評の拡散に加担している面もありますし、マルハンさんの話が主題である以上は他の業界人さんは外野ではないかと。

 

マルハンさんが裏側で抗議したりといった行動に出ているかどうかはわかりませんが、仮にそうであっても否定も非難もしませんが、ある程度の視聴者がついているチャンネルの運営体制に業界人と言えども外野として辛辣な物言いをすることこそが、パチンコ業界の悪習とまではいいませんが業界体質の一端ではないか?と思ってしまいました。

現に、年収チャンネル側の元動画が非公開になっているのに、それをTwitter上に「無断転載」したパチンコ業界人さんの動画付きのツイートは削除されてません。

明らかな著作権違反にあたる可能性も秘めている事から、年収チャンネル側から指摘された場合は株本さんの様に動画にて「社長が」謝罪する痛み分けをする覚悟があるのかどうかもおそらくキッチリ決めている前提での行動だとは思うので、外野かつ無断転載まとめサイトと言われる私が指摘する様な話ではないと思っているのですが…

 

なんにせよ、業界人という他業界からは意味不明な肩書が存在するパチンコ業界の変わった呼称や風習があるという前提で、パチンコファンではなく従事者が表で総叩きに行くという状況は非ユーザーに対しても見ていて気持ちのいいものではないという自覚がほしいかなと思ってます。

だからパチンコ業界が社会から受け入れられづらい・イメージが悪いのではないかと。

釘調整について批判された時にも同様にTwitter業界人さん達でそんな事してないとハッキリとTwitterで抗議してもらいたいものですね。

 

年収チャンネル側の釈明の仕方はパチンコ業界には出来ないレベル

炎上時の対処方法についてはぱちレボさんでも何度か書かせていただいておりますが、鎮火は出来なくても一旦声明を出すことは非常に有効だと思っています。

以前にも書いたことですが、炎上は3日程度で勝手に鎮火はしますが釈明なり謝罪なりが遅くなればなるほど炎上期間は長くなると思っています(炎上鎮火3日理論)

 

結構年収チャンネルを見ているからといって、株本さんの肩を持つわけでもないのですが今回の騒動からの動画非公開・釈明動画の内容などは100点満点くらいの流れであったのではないかと思っています。

変に事態を長引かせず・釈明動画の公開も早く・事態の内容や現時点の状況から今後の予定までもしっかりと社長自身が語っているという点は評価に値するのではないか?はたしてこれをパチンコ業界のメーカー・ホール・媒体が巻き込まれた際に同じことが出来るのかどうか?という点においては絶対に出来ないと思っています。

逆についうっかりマルハン公式チャンネルでフリーランスに関する間違った情報を広められて、年収チャンネルや株本さん(異名:フリーランスの王)からツッコまれたらマルハンの社長が動画で謝罪するのか?といった話になっちゃいますから、到底無理な話だと思います。

 

そこら辺は、スタートアップというには失礼なレベルになってるStockSunや年収チャンネルなどでしっかりとSNS関連を運営している株本さんだからこそやれた対応とも思っておます。

 

年収チャンネルに出演予定らしい業界人さんに思うこと

出来レースの様になると申し訳ないので先に言っておきますが、風のうわさで年収チャンネルに出演する事になった「業界をよくしたい業界人」がどこの誰なのかは聞いております。

適任かどうかは賛否分かれる人物であることは間違いないのですが、今回の騒動に関して丸く収める・打ったこともないであろう人にうまく説明して納得させるという点においては適材ではないかと、多分、おそらく、願わくば、だったらいいなくらいには思っているので期待してはおりますが…

 

にしても、YouTubeチャンネルとしての年収チャンネルを運営している株式会社年収チャンネルの社長は株本さんではありますが、設立に関しての出資をした実質的なオーナーは武田塾の元塾長の林尚弘さん、令和の虎賭けポーカー事件にて運営元の株式会社Averの社長を辞任した方で、後に書類送検からの不起訴になっています。

また、株本さんの部下で年収チャンネルのMCや運営をしている植本さん山本さんも同じく賭けポーカー事件で名前があがっており、当人は認めている状況。

といった、賭博関連の違反をした人たちが多いチャンネルにわざわざ顔を出しに行くという業界人さんがいるという勇気もちょっと凄いかなと思ってます。

関連:令和の虎チャンネル賭けポーカー疑惑とパチンコ関連の志願者について

 

まとめ:ただでさえ敷居が高い業界のイメージを悪くする利点はない

そんなに長く書こうとも思ってなかったのですが、言いたいことは唯一つで「ちょっとパチンコ業界がいじられただけでTwitter上で騒ぎすぎても良いことがない」という点です。

これを見てイラッとした業界人さんがいたら、騒ぐことでパチンコ業界が得られるメリットを私に教えてほしいと思っています。まあすぐ騒ぐ人は大体いつも同じ人で、騒ぎたい癖がある人達で、そもそも業界内からの評判が良くないし、知識も乏しい方々ばかりだと認識しておりますが・・・

だったらこれを気に年収チャンネルの本旨である新卒入社の年収やキャリアによる年収などをメーカーやホールが話せるレベルでしっかり会社公認で語るために出演交渉をするなど色々とやり方はあるとは思うのですが、そういったところに結びつかないパチンコ業界の閉鎖性というものもちょっと気がかりではあります。

せっかくSANKYOさんの様に大きな賃上げがあったのですから、アピールポイントとしては大きい気がするのですが。

 

以上