甘いからい? -ぱちんこ開発日記-

こんにちはめんつゆです。
負けすぎて、ハイミドルから足が遠のく生活が継続中でございます。

最近の機種は回らなさすぎる!といった声をTwitter等で多く見かけるようになりましたよね。遊技者の方にとっては千円Sで回る回らないを判断されているケースが多く、1分スタートと比べると、さらに回らなく感じてしまう傾向が強いと思います。

ハイミドル機種を中心に、出玉性能を高めることに主眼をおいた機種が多くなってきており、通常ベースを低く設計した機種の1万円から2万円といった現実的な投資金額の範囲内だとバラつきによっては千円で12回なんてこともザラに起こってしまうでしょう。

甘いと言われている機種と一般的な粗利設計の機種の違いを表にまとめました。

※基準出玉率は甘辛比較のためS5.5,B23で算出
※等価分岐S、千円SボーダーはS賞球ごとの基準Bからの算出

P機319帯で平均TYを比較すると5,000個前後の機種は甘く見えることがわかります。
千円Sボーダーでは16回前後となり、ホールではさらに低めの運用が中心となるでしょう。

また、出玉性能が高い機種の場合、ヘソ1個賞球機が中心であるため袖入賞口の賞球は5個前後の機種が多く、標準的な3つの袖入賞口への入賞率は約2%(1/50)前後となるため、
こちらの入賞へのバラつきも発生することで、遊技者がカウントしやすい1万円や2万円単位での千円Sではさらにバラつきが大きく変動します。

過去に個人的な趣味で検証した結果では、同一の盤面で5,000アウト毎でバラつきを測定した結果、千円5回転程度の差が発生しました。(S:5.5、B:16でヘソ1個賞球、袖5個賞球で千円S:13回~18回)

これに加えて、最近の機種では長尺のリーチや期待度の低い疑似連等の出現率を以前より抑えることで、時間アウトを高めた機種が多くなってきています。

こういった機種は導入初期では稼働を示すアウト数が比較的高くなるため、初動では一見良い結果に見える傾向にあります。ただし、新台効果が薄れるタイミングあたりから一気に稼働を落とす機種が多いこともまた事実です。(時間アウトが高く遊技人数が多いため導入当初はアウトが確保しやすい)

よって甘いスペックで回せない、かつ時間アウトが高めの機種に関しては予想外の稼働結果に陥いるリスクを抱えているということになります。

例外として、そのような機種が遊技者からの支持を大きく獲得した場合は、抜群の結果を残すことになるわけですが、なかなかそういった機種が出てきていないというのが実情です。

今回は甘辛での影響度のお話でしたが、スペックの作り方次第でも大きくアウトの入り方は変わります。この辺りは次回以降にお話しさせてください。

機種選定時におかれましては、これらのスペック甘辛による粗利性能と時間アウト、賞球数から想定される変動停止秒数等も確認して頂き、複雑化する新機種の吟味をすすめていただければと思います!