京楽産業.さんから純粋な新台としては久しぶりのP機、Pぱちんこ水戸黄門超極上のご紹介です。とはいえ本機の販売元はフィールズさんとのこと。。
水戸黄門は長らく京楽さんの準メイン機種であった印象ですが、どういった背景があるのか、ウルトラマンと似た事情なのか、その辺りも気になるところですね。(笑)
という大人の事情はさておき、早速診ていきましょう。
Pぱちんこ水戸黄門 超極上 スペック
一種二種転落 低確率 :1/319.9 高確率 :1/55.9 特賞小当り:1/67.7 RUSH突入率 :約60.0% 2連目突入率 :約38.7% 下位RUSH継続率:約64.5% (トータル) 下位RUSH継続率:約62.3% (転落まで) 上位RUSH継続率:約83.5% (トータル) 上位RUSH継続率:約82.5% (転落まで) 残保留当選率 :約5.78% (残保留4回転) モードa:転落小当たり:約1/172.3 :転落図柄当選:約1/319.9 モードb:転落図柄当選:約1/319.9 特図1 10R 60.0% 1500個 └時短10000回転(転落まで)残保留4個:モードa 10R 40.0% 1500個 └時短なし 特図2 10R 100.0% 1500個 └時短10000回転(転落まで)残保留4個:モードb
上位RUSH突入条件・転落契機など
一種二種転落スペックで下位・上位RUSHを搭載しています。
上位RUSHは継続率約83.5%・下位RUSHでも約64.5%の継続率となっています。
上位RUSHへの移行契機は右打ちで1回当選させることが条件となっています。
転落確率が上位と下位で変化する仕様となっていますが、
下位RUSH(特図1での当選後)では特定の小当たり(大当たりには繋がらない)と図柄当選が転落契機となっているのに対し、上位RUSH突入後は小当たりでの転落がなくなり、図柄当選のみで転落することとなっています。転落契機を減らすことで結果的に上位RUSHの継続率を上げているということになりますね。
特図2の実質的な当選確率は1/55.9となっており、図柄当たりの1/319.9と小当り経由の1/67.7の合算値となります。
ほかの機種と同様の振り分け表で表現した場合、下記のようになります。
10R 82.5% 1500個
└時短10000回転(転落まで):モードbへ
10R 17.5% 20個
└時短なし(残保留4回転)
特図経由の当選は払い出しはあるものの、実質1個賞球のため打ち込みした分が戻り純増は0個となります。
全体的なスペックはウルトラマンティガと類似していると言えそうですね。
(注目機種の先取りPICKUP「Pウルトラマンティガ」はこちら)
新王道スペック
上位RUSHの突入契機もわかりやすく、出玉もかならず1500個獲得することができ、右打ち(上位RUSH)中の出玉感については約84%×1500個と最高クラスの出玉性能を有しています。
ウルトラマンティガではいわゆる甘い機種がゆえに回しにくいスペック構成になっていましたが、下位RUSHを搭載することでスペックバランスを担保してきたとも考えられますよね。
内部的なシステムは複雑ではありますが、悪代官に負ければ終了といっただれにでもわかりやすい【勧善懲悪】がパチンコにはあっているようにも感じました。
ライトミドル機での販売や平和さんの「黄門ちゃま」のイメージもある為、定期的にリリースされている印象もありますが、実はハイミドル機としての販売となると10年近くぶりとなるようです。
わかりやすさは正義?
本機のユーザー層は中高年層~年配層であることが想定されます。
近年アニメにありがちな、どちらが味方でどちらが敵なのかわからないといった迷いは初見でも一切なく、わかりやすい演出で展開されているといえそうです。
通常時は脱・京楽感があった仕置人やSAOの演出とは異なり、ミニキャラが多く登場するいわゆる「THE・京楽」演出となっています。
この点は過去の水戸黄門ユーザーのニーズを理解した上での選択、あるいは開発開始がかなり前だったからなのではないかと推測しています。
カスタマイズ機能は充実しており、当たり前ともいえる先バレ演出は印籠ボタン先告知モードとして搭載しており、そのほかにも先読みチャンス等の王道なカスタマイズが搭載されています。
全体的な演出はマイルド感がありながらもスペックは強力な本機。
比較的年配層向けではありながらも、やや複雑なスペック仕様がどう受け入れられるか、注目してみていきたいですね。
それでは、また!